リンゴと蜜蜂の紹介は二度目です。
自宅で飼いはじめてから数年、今はリンゴ園の隅っこに引っ越して3年になります。
すっかりリンゴ園になれ、その周辺2kmほどの範囲をテリトリーとし、蜜集めに奮闘しています。
夏のあの暑さで巣箱が高温になり、一時的に一万匹もの蜂たちが巣箱から外に避難したこともありました。
無事に夏を乗り越えて、今はせっせと蜜や花粉を運んでいます。
見てると可愛いものです。
寒い冬をひかえ、まもなく花がなくなれば蜜が採れなくなる。
花がなくなる前に、自分たちが冬を越すための食料を蓄えるため、今のうちに一生懸命巣箱に運んでいるところです。
体に蜜を溜め込んで戻ってくる蜂はわかりにくいが、花粉を抱えて戻ってくる蜂は良くわかります。
黄色の丸めたのを、両側に一つずつ抱え込んで戻って来るのは、花粉採りの外勤係の蜂君たちです。
日本蜜蜂は、きちっとした自分の役割を持って分業化されています。
掃除係、育児係、巣造り係、貯蜜係、門番係、外勤係があると言われています。
前回でも紹介しましたが、蜜蜂の世界では働き蜂はオスではなくメスなのです。
今日の蜜蜂の紹介は、蜜や花粉の採取を担当する外勤係でした。
「りんごとミツバチ」のタイトルで、これからも時々日本蜜蜂の面白さを紹介していきます。
今日のリンゴ園
オーナーからいただいたリンゴは、陸奥、紅玉、陽光、秋映の4品種だと言われたが、どれがどれなのかわかりません。