日本の正しいお辞儀作法
https://fbcdn-sphotos-d-a.akamaihd.net/hphotos-ak-prn1/q71/1184763_374997079294271_270884495_n.jpg
京免 史朗
正しい日本式の立礼は、女性の場合、足を揃えて立ち、手先はまっすぐ伸ばしてそろえ、自然に手が定まる位置を出発点として、静かに腿の上を膝がしらに向けて滑らせてお辞儀をする。
このとき首だけを丸めず、首と背中がまっすぐなまま上体を前に倒します。
これが和式の礼法です。...
ちなみに男性の場合も手の位置は同じです。
両手は自然に両側に垂れた位置から出発し、腰をかげめるのにあわせて、自然と前にすべらせ、腰がかがんだとき、腿の上あたりに手のひらがくるのが、正式な姿勢です。
男性の場合、両手を最後まで左右においたまま、お辞儀をするケースもありますが、こうするとお辞儀したときに自然と両手が尻を抱え込む姿になり、決して見栄えの良いものになりません。
ですから、本来は、男女とも同じで、両手を膝頭に向けて滑らせるのが、本来のカタチです。
ただ、武士や軍人などは、両手は左右においたままお辞儀をしました。
これは、大小の刀を手にしたお侍さんや、腰に帯剣した高級軍人の場合、腰の刀を押さえなければならないから、手を前にすべらせません。
だから両手を左右に置いたままにしたのです。
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京免 史朗
正しい日本式の立礼は、女性の場合、足を揃えて立ち、手先はまっすぐ伸ばしてそろえ、自然に手が定まる位置を出発点として、静かに腿の上を膝がしらに向けて滑らせてお辞儀をする。
このとき首だけを丸めず、首と背中がまっすぐなまま上体を前に倒します。
これが和式の礼法です。...
ちなみに男性の場合も手の位置は同じです。
両手は自然に両側に垂れた位置から出発し、腰をかげめるのにあわせて、自然と前にすべらせ、腰がかがんだとき、腿の上あたりに手のひらがくるのが、正式な姿勢です。
男性の場合、両手を最後まで左右においたまま、お辞儀をするケースもありますが、こうするとお辞儀したときに自然と両手が尻を抱え込む姿になり、決して見栄えの良いものになりません。
ですから、本来は、男女とも同じで、両手を膝頭に向けて滑らせるのが、本来のカタチです。
ただ、武士や軍人などは、両手は左右においたままお辞儀をしました。
これは、大小の刀を手にしたお侍さんや、腰に帯剣した高級軍人の場合、腰の刀を押さえなければならないから、手を前にすべらせません。
だから両手を左右に置いたままにしたのです。