世界遺産デルフィは紀元前6世紀アポロンの神託(神のお告げ)が行われた地で、アポロン神殿、劇場、競技場など数々の遺跡が残っています。山の斜面に巨大な石で神殿や宝庫を建てるのは大変なことだったわけで、古代の人々が如何に神託の力を信じていたかを物語るものです。実際、国家の指導者もこの神託をもとに国の重要事項を決定したのです。全盛期にはギリシャ全土のみならず黒海沿岸、イスパニア方面からも巡礼者が訪れていたとのこと。
山頂のスタジアム跡までは20分くらいかかりましたが、眼下にはオリーブ畑、遠くにはコリンティアコス湾を望む素晴らしい眺望が待っていました。大勢の観光客や学生たちとともに山を降り、バスで近くのレストランに移動。やっと遅いランチです。
キッシュの前菜、サラダ、ギリシャ風ミートボールとライス。モチのロンでビア。デザートはベニエットという揚げドーナッツみたいなお菓子。全部美味しかったぁ！
腹ごしらえができたところでメイン通りを少しぶらつくと3時を回りました。ここからカランバカまで250キロ。
3時間走ってホテルにチェックイン。ちょっとクラシカルな感じの良いホテルです。
すぐに夕食でスープ、サラダにメインは白身魚のソテー。デザートはオレンジとりんご。魚は久し振りなので美味しかったぁ。
広いツインルームでワインを飲みながらこれを書いてます。明日はメテオラ観光をしてアテネに戻ります。
