Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてから鬱憤を晴らすようにできなかったことをやってきた。でもマンネリ化してる。まだやり残してることをやろう。

今日は早混&同混・交歓演奏会。わが青春のときを思いだした。

2024-06-29 21:28:00 | 早稲田大学混声合唱団
今日は早混(早稲田混声)&同混(同志社混声)交歓演奏会でオリンピック記念青少年センタの大ホール。
定演と混声六連は何度も聴いているけど、早同交歓は卒業以来初めて。
コロナで団員が激減したのはどこも同じだが、今年の混声六連では各校ともかなり戻していた。
でも同志社はうまくいかなかったようで男声6人。ニ長調ミサは難しかった。
でも横山潤子作曲「たましいのスケジュール」は若者の葛藤を書いた覚和歌子の詩もよく、現代的で素晴らしい作品だったから聴かせた。

男声17人女声23人の早稲田はGjelioの「Dreamweaver」が作品もおもしろく、演奏は素晴らしかった。体調不良の八尋和美先生に後を託された江上孝則先生のご指導もよかったのだろう。
千原英喜作曲「ある真夜中に」の方はダイナミックな4曲だったが、瀬戸内寂聴の詩がありふれていて、ぼく的にはいまひとつ。

合同ステージのニーステットは大合唱団になったからか、なにより学生たち自身が大合唱団で歌う喜びいっぱいって感じで、聴くぼくらもだんだん熱くなって。
昔のこと、自分たちのことを思い出した。

早同交歓は東京と京都で交互にやるのだが。京都開催のときは寺の大部屋にみんなで一緒に泊まり。東京開催のときは同志社の人たちをぼくらが下宿や自宅に泊めるのだ。
1年生のときは東京開催で、ぼくは西荻窪の四畳半の下宿に福井くんを泊めた。
演奏会終了後はみんなで吐くほど大酒を飲んで、各人がヨレヨレになって下宿や自宅に同志者の人を連れ帰り。ぼくらもそうだったが、みんなまた飲んで夜通し語り明かしたものだ。合唱団のこと、女の子のこと、大学の不満とか、進路のこととか。
それですっごく仲よくなり、ぼくは福井くんと卒業後も何度か飲み、いまも年賀状を交わしている。福井くんは頑張って弁護士になったので電話して相談したことも。

あ〜懐かしい。
わが青春のときのとき。
今夜かれらも大酒飲んで、夜通し語り明かすんだろうか。
そんなことを考えながら、オーラスの「早稲田の栄光」を聴き終え、ぼくはホールを後にした。

悪いけどカルミナの特訓には参加できない。



































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