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新国立オペラ・アイーダの凱旋の場は世界1

2023-04-06 00:05:00 | 新国立劇場オペラ
今夜は新国立オペラ「アイーダ」初日でオペラパレス。
こんな眼も眩む豪華絢爛、スペクタクルなアイーダ、2幕凱旋の場が、日本で新国立でいま上演されていることが信じられなかった。
巨大な舞台装置、バレエダンサーたち、何百人もの兵士や群衆、騎兵を乗せて走りさる白馬(本物の馬二頭)。

その2幕が最高潮の大重唱、大合唱で終わってホワイエにでてもまだ夢でも見ているようだったが。
ふと気づくとヴェルディ協会のブースがあり、なんと加藤浩子センセイがおられるではないですか。
加藤センセイがこういうことまでされるんですか? 
ハイわたくし営業担当ですからなどと笑って返されるセンセイに思わず訊きました。
MET以外にこんな凱旋の場をやるとこあるんですか?
ないです。ここMETよりすごいです。初演の20年前の頃は新国立お金があったんです。今ならこんなプロジェクションはぜったいできません。“冥土の土産”になるようなオペラです云々。

そのあとの3幕はアイーダのセレーナ・ファルノッキアが聴かせた。アリアも重唱も良かったが、ロベルト・アロニカとより須藤慎吾さんとのほうがよかった。須藤さんホントうまい。
4幕ではアムネリスのアイリーン・ロバーツが素晴らしかった。この演目、アイーダよりアムネリスの方が聴かせどころが多い。
妻屋さんも良かったがさらに良かったのが世界一のオペラ合唱団。
マエストロカルロ・リッツィの東フィルはファンタスティック。勇壮でドラマティックで繊細で官能的。4列の私の席からマエストロの指揮がよく見えた。緻密
でダイナミックで。ご自身でもときおり歌わずにはいられないほど高揚されてた。

新国立アイーダ圧巻でした。最高に素晴らしかった。“冥土の土産”がひとつできました。












































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