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今夜は反田恭平さんと村治佳織さんのコンチェルトを聴きにミューザ川崎。
コロナでアフカムとスペイン国立管が来日不可となり、デスピノーサと若手の選抜オーケストラになったが、別々のステージだった2人を合同ステージに変更する嬉しい配慮があった。
おかげでいつか実演を聴いたいと思っていた村治さんの、それもアランフェスを聴けたのだが、ギターって素晴らしい。ヴァイオリンなにするものぞだ。
ただ今日は反田さんの両手を見ようとステージ後方右上だったので、村治さんの指使い方は見れず。CDは何枚も聴いてたしTVで何度も見てたけど、実演はすごいや。今夜ですっかりファンになったよ。
そのあとはメンデルスゾーンのイタリア。若手ぞろいのオケはフレッシュで良かった。マエストロは新国立のオランダ人と愛妙が見事だったけど、ホントに指揮がうまい。
そしてショパン1番。これはもう言葉にできないぐらい素晴らしかった。
ショパコンまで、そして受賞後も、何度も弾いたに違いないから、ひょっとして手練れた感じがって、ちょっと不安があったんだけど、稀有な心配だった。
1楽章の主題ですぐに捉えられ、美しい2楽章を彷徨って、さらに美しい3楽章で身じろぎもできず。最終楽章は弾ける歓喜に身を任せて感動のフィナーレ。
この人は何度も弾いた作品であっても、挑む度に何かテーマを定めて取り組み、新しい発見をしているのではないか。
何度聴いたかわからないショパ1だが、今日のショパ1は格別だった。
そしてこの最高のコンサートには、さらなるご褒美が用意されていた。
反田さん、村治さんにマエストロがヴァイオリンで加わって、ピアソラのアンコール。嬉しかった。素晴らしいこの音楽家たちがこんなに優しい人たちで。
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