今日グランベリー109シネマで「コーダ あいのうた」をやっと観た。
素晴らしかった。泣けたし、明るくポジティブな気持ちになれた。
決して豊かではない漁師の一家の中でたった⼀⼈“聴者”である高校生ルビーが、家族を助けなければならないという呪縛を克服し、自分の夢、進む道を見つけて歩み始める物語。
耳の聞こえない人たちのこと、悩みや抱える問題等々について考えたことはほとんどなかったから、ストーリーがとても興味深くてぐいぐい心に入ってきた。
決して理解あるとは言えない隣人や社会に囲まれて、さまざまな問題にぶち当たり、でも一家には悲壮感はなく、時には怒りを爆発させながらも、ユーモアに溢れ、
諦めずに立ち向かっていく姿に心打たれる。
作品賞ノミネートの10本でぼくが観たのはこの他にウエストサイドストーリー、ドライブマイカー、ベルファスト。
ここから選ぶとすれば迷うことなく「コーダ あいのうた」だ。
2021がノマドランド、2020がパラサイトと暗い作品が続いたから、なんか余計に明るい気持ちになった。
天気も良くてグランベリーパークを歩くのも心地よくかったし。
いい映画を観ると幸せになれる。