今日は藤原歌劇ヴォルフ=フェッラーリ「イル・カンピエッロ」でテアトロ・ジーリオ・ショウワ。
演目も作曲者も知らないけどぼくがかっている市川宥一郎さんと中畑有美子さんの揃い踏みとあって見逃せなかったわけだけど。
もう可笑しくて楽しくてよかったぁ❗️
吉本顔負けのドタバタもあるコメディオペラ。でも時任康文マエストロ率いるオーケストラの奏でる軽快で心地よい音楽に乗って、歌合戦のように歌手たちが次々に入れ替わり歌と演技を披露。
杉尾さん和下田さん及川さんらは絶妙の芝居。でも女役の山内さん所谷さんにもっていいかれちゃったわ。すごかった笑。
女声陣はみんな生き生きとしてのってた。中でも中村芽吹さんは力あった。
そして中畑さん。本公演でついにタイトル(級)を掴んで、期待に応えた。良かった。歌も演技も上達していた。堂々たるガスパリーナだ。これでまたチャンスが増える、楽しみだ。
市川さん、今日は優雅だったな。華のあるバリトン。貴重な。もっとオファーされて然るべきなのに、折江さんわかってんのかなぁ。素晴らしかった本公演のエスカミーリョ忘れたの?
それはともかく、今日のイル・カンピエッロとっても楽しめた。
イタリア人の演出家チームがカーテンコールに現れたのを見て、しっかり取り組んでくれたんだって思って嬉しかった。