今朝加藤浩子さんの投稿で知った、岡田暁生さんの新著「音楽の危機」を午後急いで書店に行って購入。まだ途中で読み終えていませんが。
コロナ禍で“音楽が消えた”いま、音楽の、文化の意味を、考察されているのですが、心にグサッと突き刺さってくるものがあります。
近代市民社会と共に発展してきた、交響曲、オペラ、ジャズ、ロック等々の文化はかつてない窮地を迎えている....
と岡田さんは書いていて。
それは岡田さんの著書「オペラの終焉」や「西洋音楽史」における、世界史の中でオペラやクラシック音楽をとらえる考察に連なっている。
でも悲観で終わるのでなく、
今の状況を新しい芸術を生み出すための望外のチャンスと前向きに受け止める....
とポジティブに結ばれていて。
考えさせられる。