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今夜は井上道義指揮読響、マーラー「大地の歌」を聴きに東京芸術劇場。ソリストは池田香織さんと宮里直樹さん。
プログラム前半は、藤倉大:Entwine (日本初演) 、シベリウス:交響曲第7番。
藤倉さんのコロナで失われたtouchへの熱望を奏でた作品も、フィンランドの壮大な風景を歌い上げた7番も素晴らしく、もう前半で帰ってもいいような気さえしたが。
とんでもなかった。大地の歌、はとてつもなかった。
1曲目、歌ってみろと言わんばかりのオーケストラの大音響を、切り裂くように宮里さんが男の苦悩を歌い上げると。2曲で池田さんが晩秋の孤独をしっとり。
3曲で一転、酒を酌み交わす陽気な男たちを宮里さんが歌い。4曲では、馬に跨った青年への熱い想いを池田さんが語り。
5曲で、宮里さんが春が来て酔っ払う男になり。
そして長い長い終曲は、別れを。オーケストラと池田さんが交互に歌い、奏で、最高潮のクライマックスへ。
エンディングで、しばし身じろぎもできない。すごい。
なんというマーラー。
こんな大地の歌が、生きている間にまた聴けるだろうか。
池田さんも宮里さんも最高のパフォーマンスだった。
そしてマエストロ道義は魔法使いか。
読響は最高のオーケストラだ。今夜のマーラーは終生忘れない。
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