今年の東京春祭に呼ばれ、マエストロムーティの指揮で、(わたしは聴いていないが)アイーダを歌った中畑有美子さんが、久々に町田イタリア歌劇団のコンサートにでるというので市民フォーラムのホールで聴いた。
岡坂弘毅さん、吉村恵さんと、来月”セビリア“を町イタでやるので、そのプロモーションも兼ねてのジョイントコン。
中畑さんが歌ったのは、セビリアから“約束”、”泥棒かささぎ”から吉村さんとの二重唱、“オリー伯爵”から3人での重唱、“ブルスキノー氏”のアリア。
ぜんぶ素晴らしかった。
藤原歌劇本公演をはじめ、ここ町イタ歌劇、山本竜介さんのグループ、飯沼友規さんのグループなどなど、いろんな公演を聴いてきたが。
中畑さんが大きく飛躍した、進化したのを感じた。パワーアップした圧倒的な声量、正確なスケール、高度なアジリタの技術。
これから先、中畑さんはどこへ向かうのだろう。わたしたちに、何を見せてくれるのか。聴かせてくれるのか。
楽しみだ。