今日は僕自身が参加を検討していた、八王子クリンゲンコアが東京交響楽団とフォーレのレクイエムをやるコンサートを聴きに八王子オリンパスホールへ。
諸々の理由で参加を断念したときには、盛田麻央さんがソリストだとは知らず、というかたぶん決まっていなかったと思いますが。
あとでわかったときはひどく残念なことをしたとガッカリしたのですが。
ま、それはともかく、クリンゲンコアは男声は30人だけど女声が百人と大合唱団で。
ちょっと重い感じがあり。フォーレクには多すぎるのかもとちょっと思ったり。でもサンクスやリベラメのところでは迫力あって。
何より東京交響楽団が素晴らしいので、歌ってる皆さんが羨ましく。やっぱこのオケとできるクリンゲンコアの公募は魅力的だなぁと。
そしてお目当ての盛田さんのPIE JESU には痺れました。なんと美しい声なのか。今まで聴いたフォーレクの誰よりも素晴らしかった。
それからこの演奏会は東京交響楽団のものなので、前半のプログラムが
吉松 隆：鳥は静かに．．．
サン＝サーンス：ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調
これがまたどちらも良かった。大編成の弦がすっごく美しくて始まったとたんに感激。
そしてサプライズはヴァイオリンの関朋岳さん。国内で数々のコンテストで受賞している方で。すごいテクニックに観客は沸き、大歓声で何度も舞台に呼びもどされました。
盛田さんの素晴らしい歌を聴け、東京交響楽団のうまさを実感し、関さんというバイオリニストに出会えた、なかなかの日でした。
