あこがれ南風

いつかは南の島に移住したい!まったりのんびり暮らすことを夢見るアラフォーど真ん中の日常です→いつのまにか50代に突入

ちょっと真面目に

2009-01-22 20:39:47 | 日常生活
オバマ大統領就任記念に、ちょっと真面目に考えました

自由の国と言われているアメリカでも、黒人や女性の大統領が誕生するのは、もっと先のことと思っていました。
ですから、昨年、大統領候補選で、オバマさんとヒラリーさんが熱戦を繰り広げたことに、少なからず驚きと、そして期待を持ちました。
皮肉を言えば、アメリカがこれほど弱体化しなければ、こういった差別される側の人にスポットが当たることはなかったのかもしれませんけれど。

今回、黒人初の大統領が誕生しましたが、大統領がここにたどり着くまでに、どれだけの差別と戦ってこられたのかと考えました。
素人ですが、エリートであるオバマ大統領でさえ、大変な道のりであったことに間違いはないでしょう。
オバマ大統領が生まれた頃には、まだ黒人は白人に席を譲らなければならなかったのですからね。
わずか半世紀も経たないうちに、ここまでたどり着いたのは、アメリカの良いところ(非難する点ももちろん多いのですが…)なのではないかな。
もちろん今も人種差別は続いていますし、大統領は今後も様々な場面で差別と対面することになるのだと思いますが、今回のオバマ大統領の就任で、こういった差別に対しても良い変化が起こってくれたらと願っています。

日本にも差別は存在しています…在日韓国・朝鮮人、アイヌ、同和問題、男尊女卑…。
青い目金髪白人の欧米人にはへつらうくせに、アジアの人たちにはぞんざいな態度をとる日本人。
男女雇用機会均等法が施行されてから20年経ても、いまだに女性の社会進出には「夫の理解が必要」であり、女性の幹部登用はまだまだ少数であること。
家長は長男、結婚すれば夫の姓を名乗る、育児や介護は女性の役目など、家庭にもある差別の数々。

差別はなくならないという人も多いけれど、差別は人為的なものですから、一人ひとりの心の持ちようで、差別は少なくなっていくと私自身は思っています。

  キング牧師の言葉から
    人は兄弟姉妹として共に生きていく術を学ばなければならない
    さもなくば、私たちは愚か者として滅びるだろう