あこがれ南風

いつかは南の島に移住したい!まったりのんびり暮らすことを夢見るアラフォーど真ん中の日常です→いつのまにか50代に突入

広島の日

2009-08-06 16:22:35 | 日常生活
今日は広島に原爆が投下されて64年目の日です。
戦争や世界平和については、人並みの関心しかない私ですが、毎年、終戦記念日を迎えるこの時期だけは、平和の尊さをしっかり心に刻むため、私なりの決まりを続けています。
それは、戦争を扱った映画やドラマ、ドキュメント番組を見たり、本を読むということ。映画や小説はハッピーエンドに限ると思っているくらい、脳天気で深く物事を考えることが苦手な私ですが、戦争の悲劇を繰り返さないためにも、これは、自分自身に課しているちょっとした儀式なのです。

広島へは、10年以上前に一人旅で訪れました。
主な目的は、あこがれの尾道へ行くこと(大林監督の尾道三部作が大好きだったので念願かなっての旅行でした。素敵な町だったけれど、いまやメタボの私はきっと住めないなあと思うほど急勾配の坂道が続きました…)
原爆ドームと記念館にも立ち寄ったのですが、さすがの私も食事が喉を通らないほどの衝撃を受けました。
悲しい重い気持ちはしばらく続きました。
楽しい旅行にわざわざという考えもあると思うのですが、わずか数十年前の悲惨な出来事を忘れないために、今後も繰り返さないために、戦争を知らない世代の私達が自分の感情としてこうした気持ちを持つためには、やはり、こうした行為が必要なのではないかと思っているのです。
個人的には修学旅行で若い人達が訪れて欲しいと思っています。
ディズニーランドも楽しいけど、吸収力のある若いうちにこうしたことをきちんと学んで欲しいのです。
広島の日、長崎の日、終戦記念日を知らない若い世代が多いと聞きます。
一年のうち、この時期だけでも戦争について学び、知り、考える機会を持って欲しいと願っています。

今年の私の儀式ですが、NHKのドキュメント番組とこうの史代さんの「夕凪の街 桜の国」を読むつもりです。
平和のありがたさをしっかり心に刻みます。

今日はちょっと真面目な私です。