皆さん、こんにちは!
森川ゼミ2年の三澤です。
春の陽ざしが待ち遠しいこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
昨年、産学連携の一環として成田空港で行われた学外研修では、参加するにあたり事前に学習する時間を設けました。その際に、安全によって航空会社の存立が守られていると言っても過言ではないし、安全こそが空港で働く人の使命や責任であると感じました。
それを踏まえて、空港では直接関わることが多い「客室乗務員」「グランドスタッフ」をはじめ、多岐にわたる職業が協力することで、安心・安全な空の旅を実現しています。そこで、今回は私たちが普段目にする機会がない「整備士」の実態について調査し、より多くの人に知ってもらいたいと思い、このテーマを選びました。
【整備士の仕事】
まず初めに整備士の仕事内容について紹介すると、航空会社によって多少の違いはあるものの大まかに4つの業務があります。
(1) 運行整備(ライン整備)
(2) 機体点検整備(ドッグ整備)
(3) エンジン整備
(4) 装備品整備
【整備士のその他の取り組み】
整備士のなかには日々の業務に限らず、そこで培ってきた技術を駆使することで、新たな「ものづくり」を生み出している人たちがいます。
事例〈高松空港で航空機廃材のアート展示〉
JALグループのJALエンジニアリング(東京・大田)の整備士らが、香川の空、海、大地をテーマに制作した航空機廃材のアート作品26点が並びました。
手前に見える海は瀬戸内海の海底を表現し、航空機のライトを目、油圧パイプを足に見立てた大きなタコや長いボトルを立てたチンアナゴなどが展示されました。
空の仕事と聞いて多くの人が真っ先に思い浮かぶのは「運航乗務員」や花形職業と言われる「客室乗務員」だと思います。実際に、私もそのうちの一人でした。
「整備士」の仕事はまるで縁の下の力持ちそのものであるからこそ、運航乗務員や客室乗務員と比べるとどうしても知名度・認知度ともに低くなってしまいます。
しかし、そんな中で、誰もが知っている訳でもないし目立つような職業ではないけれど、人が見てないところでも熱心に向き合うような姿勢や今の自分にできることは何かを考えて行動に起こせるところに感銘を受けたと同時に、私も見習いたいと強く思いました。
「整備士」の存在から、この世には私の知らないことがまだまだ沢山あって、知らず知らずのうちに目には見えないなにかに支えられているのではないかと思いました。だからこそ、決して当たり前ではない今の生活に感謝するとともに、これからは固定観念にとらわれずに広い視野を持てるようになりたいと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございます!❤️