旅の恥は掻き捨てとは言ったもんだが、まさかあの場にいた私が日本人だったとは夢にも思っていなかっただろう…、ふふふ
私が夜の星光大道を散歩していると、目の前に猫耳を付けた一団があらわれて、オタッキーな言葉を発した!
『○○っぴの猫耳、超萌え~!』(○○は一応伏字で)。
それを聞いた私は、内心ドキッとした。日本人!?なんて恥ずかしい格好を!そして、色んなポーズを取りながら写真を撮りまくり、奇声をあげまくっていた。それを横目に香港人達は指を指して嘲笑していた。『日本人は馬鹿だな』…と。なまじ中国語、広東語が分かる私は現地の人が言ってる言葉を聞いて赤面しそうになった。おいおい、あんたら馬鹿呼ばわりされてるよ~、幾ら旅先でも猫耳をつけて奇声を上げる大の大人は、どうかと思うよ。楽しいのは分かるが、ハメを外し過ぎだぞ!!もうちょっと、落ち着いてくれ!!!!
間違っても、あんな変な行動を取っている人達が日本人の本当の姿だと思われたくないものだ。しかも、周りの人が迷惑しているのもお構いなし、よその土地にいるからこそ礼儀を弁えなきゃいけないだろうと思うのだが
それにしても、あの猫耳を何処で買ったのかと思いきや、星光大道で売っていた!50元で!!そしたら、猫耳軍団は『安い!安い!』と買い捲っていた。いやいや、かなりぼったくりだし、全然安くなんかない。あんな猫耳、九龍あたりの雑貨屋でかったら20元以下だよ。しかも、50元って言ったら私の三日分の食費に相当している!やっぱり、日本人ってお金持ちなんだなぁ…(私は例外)と関心してしまった。あの15人位の猫耳軍団が一人一個猫耳を買ったら、一気に750元も稼ぐ計算に。
何ともボロイ商売だ。その調子で日本の観光客相手に猫耳を売っていったら、かなり稼げるのでは。
頑張れ香港の小販売(違法だけど)!頑張って猫耳御殿を建ててくれい!!
そう言えば、この日は元気寿司で寿司を食べた。約4ヶ月振りの寿司だったけど、香港の寿司は結構美味しかった。まあ、チェーン店だから味は皆同じだと思うが、
一つ気になったのは寿司が日本より高い事。食べているうちに気が付いたが、日本では安くて美味しい回転寿司も中国、香港では全然安くない。この日、寿司を四皿食べたら、50元だった。50元…、三日分の食費が一食で飛んでしまった。やっぱり、地の物を食べる方がずっと安上がりだなぁ。
中国でもまだ放送されてないのに、もう日本でDVDがでるとは。私もビックリしました。むむっ、これは日本での漫画の売り込みが可能な前触れでは!?天変地異が起こるかも!これで、『七剣下天山』の公式漫画の売り込みが成功すれば、あのボロクソ言ってくれた出版社のウンチク日本人の鼻を明かしてやれるかも。リベンジなるか?!
さて、話は前月の出張の話になるが、香港で食べた雲呑麺が美味しかった。前回、香港に行った際に重慶マンションでインド人のカレーの匂いを嗅いで、何故か雲呑麺が食べたくなった私は、美味しい雲呑麺を食べれそうな庶民的な店を探してブラブラしていると、宜昌街で錫記招牌雲呑麺なる看板を発見!!さすがに昼時だったので、店は人でごった返していた。見ると店の入り口には親切にも平仮名で振り仮名がふってあるメニューが!おお!日本人も来るのかぁ…と、興味深々で中に入ってみるとやはり席がなかった。虎視眈々と空いている席をさがすと、一つだけ空いている所が有ったので、そこの伯父さんに相席しても良いか尋ねると、笑顔でOKしてくれた。見ると、その伯父さんが、とても美味しそうに雲呑麺を食べていた。なので、私はすかさず伯父さんに、どの雲呑麺か聞いてみると、『上湯雲呑麺』だと教えてくれた。注文してから5分足らずで、上湯雲呑麺が運ばれて来た。
麺は細目の縮れ麺、黄色で艶々している。そして、かん水が多く入っているようでかなり弾力があり、かなりコシの強い麺だ。そして、ワンタンの具は100%、エビ。しかも五個も入っていた。プリプリのエビワンタンにあっさり塩味のスープがぴったりだ。…うまい!!今まで食べた雲呑麺の中で一番美味しい!!
私の実家は会津若松市なので、会津ラーメンや喜多方ラーメンの店がやたら沢山ある地域なので、子供の頃から美味しいラーメンは良く食べていた。それ故、麺類に関してはちょっと舌が肥えている。しかし、この雲呑麺は本当に美味しかった!
また、食べたい