ここ暫く、ブログを更新してなかった居なかったのですが、実は出張と正月休みを兼ねて12/25に日本へ戻って来ました。
しかし、今年の冬は尋常じゃない大雪!こんなに雪が降ったのは、私が高校三年生の頃依頼でした。私が高校生の頃、2000~2001年にかけて会津若松市では21年振りの大雪が降った年でしたが、あれから早、5年…。久々に帰って来た会津では、また大雪に見舞われてしまいました。
さて、今日は美麗凍人について。
中国語には美麗動人(メイリードンレン)と言う言葉が有ります。意味としては、「美しさで人の心を動かす」と言った所ですが、こちらの美麗凍人は発音は同じでも「美しさで人を寒くさせる」と言う意味を持っています。これは、真冬にミニスカートを履いて、素足で居るような、最近のオシャレ好きな若者を風刺して言う言葉なのですが、今日の会津にも居ました美麗凍人的な女の子達が!!今日は会津の伝統行事、「十日市」の日なので母と弟と一緒に市内の神明通りまで縁起物の風車や起き上がり小法師などを買いに行ったのですが、女子高生や若いお姉ちゃん(私と同年代の女の子達)はこのクソ寒い中、ミニスカートにフェイクファーのコートを着込み、厚底ブーツやピンヒールブーツを履いて、雪道を歩いておりました。もう、足なんか真っ赤を通り越して紫色です。見ているこっちが寒くなりました。しかも、そんな格好してる女性に限って見事な大根足です。そして、短い足。ブーツのせいで凍結してツルツルになった雪道で転ぶ奴も続出…。
でも、そんなのは「かわいそう」だなんて、同情する気にもなれません。皆、「そんな靴、はいてっからだろ」と氷柱の様に冷たい視線を彼女達に突き刺しているのでした。こんな時期に出歩くのだから、転んでもアホに見える靴は履かない事が大事だと思うのです。
ただでさえ滑る雪道を歩くのだから、安全確認を怠ってはいけないし、万が一転んでも他人に同情して貰えるような真っ当な冬支度をしていくべきでしょう。転んで怪我をした上に他人から馬鹿女呼ばわりされるのは、精神的に辛いもの。あ、でもそんな娘達は寒さ(色んな意味での)にも鈍感なのだから、そんなに他人の目は気にしないのかな??
う~ん、どにみち私は真似出来ないわ。寒い時には寒いなりの格好をしないと、自分の健康管理にだって良いことは一つもない。冷えは血液の循環を悪くして、足が太くなるは、お腹は冷えて痛くなるは、それならまだしも風邪なんか惹いたら最悪です。風邪は万病のもとと言いますが、ただでも夜更かしや暴飲暴食等の不規則な生活を送る人にとっては体を悪くする第一歩でしょう。
中国には医食同源、薬食同源と言う言葉があります。寒さで、体を冷やさない事も大事ですが、冷えた体を温める食べ物を摂って、健康に過ごしたいものですね。まさか、健康を祈願する縁起物を美麗凍人な服装で買いに行って、病気になったりしたら、何しに行ったのか分からないですよね。私も23年ほど生きて来た中で、大きな病気や怪我で四回以上手術や長期入院をした経験が有ります。詳しくは、もやもや病のエッセイを読んで欲しいと思いますが、大きな病気をすると健康の大切さをつくづく考えて生活しています。20歳まで生きられないかも知れなかった私も、今年で24歳になり、厄年を向かえます。今年も良い一年である事を願うばかりです。
写真は12/24のクリスマス火鍋の様子。
ちなみにこの日は、うちのミンミンと一緒に広州の天河に映画「無極」(真田広之主演)を見に行き、北京ロードでステーキを食べました。