私は普段、中国の広州市で仕事をしているので、なかなか日本に帰る機会がない。日本に帰ったら久しぶりに家族の顔を見て、ゆっくり過ごせるかなぁ…なんて思っていた矢先、実家に帰省した早々、婆ちゃん(84歳)が脳梗塞で入院…!
私が1/17の夜、実家に帰った時、婆ちゃんはピンピンしており、1/18に控えた成田山への参拝旅行の準備に余念がなかった。婆ちゃんの趣味は旅行や日本舞踊、好きな芸能人はヨン様や堂本光一さん。大変気が若く、84歳にして、かなりアクティブに旅行やら、踊りの稽古やら芝居見物やら、新年会やらの飲み会にも参加していた。
私が実家に帰省する数日前も芝居見物に行ったり、新年会に参加し、自慢の踊りを4~5曲も披露するなど…、鬼の様に元気だったらしい。
しかし、本人は若いつもりでも、84歳という高齢である。連日の活動や成田山への参拝旅行の疲れが出たのでしょう。1/19の夜、家に帰って来た後、風邪をひき、嘔吐や下痢の症状が…。
ちょうど、この頃は胃腸性の風邪が流行っていたので、旅先で感染って来たのでしょう。家族が心配し、早く病院に行く様に言いましたが、本人は断固拒否!自分は人一倍健康だと思っているので、風邪をひいているのにも関わらず近所の家にお茶飲みに行ったり、近所の婆ちゃん達をお茶飲みに誘ったり…。
そんな事をしているうちに、下痢の症状が悪化したので、かかりつけの個人クリニックへ行き点滴をしてもらいましたが…、婆ちゃんはトイレに行くのが面倒だと言って水を飲まない…、また、風邪の時は部屋を暖かくするのが一番と、温風ヒーターをガンガン付け、電気毛布を最高に熱くしていた。
脱水症状になったら危ないので、水分を取らせる様にしたが、頑固な婆ちゃんは全然言うことを聞かない…。
そして、1/25の午後…、やっぱり下痢が治らず、脱水症状でフラフラしている婆ちゃんを母、私、妹と一緒に病院へ強制連行した。
最初は母が勤めている大きな病院へ連れて行くはずだったが、婆ちゃんは断固拒絶!絶対にかかりつけの個人クリニックに行くと言って聞かなかった。
あまり興奮させると血圧があがるので、仕方なく個人クリニックに連れて行き、点滴を打ってもらうことになった。点滴は二時間ほどかかるので、医師から夕方四時半に迎えに来る様にと言われ、私と妹は近くの書店に行き、時間を潰す事にした。
…続く
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