香港市内までタクシーで移動する事にしましたが、ただ空港に着いただけで既に大興奮の家族達…、空港の中にある巨大なクリスマスツリーを見て写真を撮ったりしていましたが、機内食が不味かったらしく、機内では、あまり食事をしなかった様で、お腹が空いたとの事。空港内でマクドナルドに行っても良かったのですが、せっかく香港に来たので、宿泊先に着いてから、ゆっくりと夜食を食べる事にしました。
香港のタクシーと言うのは、目的地によって色分けされているので、市内地を目指す私達は赤色のタクシーに乗らなくてはなりません。しかし、香港に初めてやって来た家族はそんな事は知らないので、タクシーならば、どのタクシーに乗っても良いと思ったらしく、わざわざ人が沢山並んでいる所に行った私に、
あっちの方が空いてるよ。
等と言うのですが、空いているのは新界と言う郊外行きのタクシー乗り場なので、私は初香港の家族達にタクシーに就いての豆知識を教えましたが、皆口を揃えて、
え~っ!面倒臭ぇ!!
とか言っていました。
やっぱり、田舎の感覚でいると面倒臭いと思うのでしょうか。
私たちの順番になり、颯爽とタクシーで出発した私達。目指すは九龍半島にある、重慶マンション!運転手さんが、とてもフレンドリーな人で広東語を話す私に
「日本人なのに広東語を話せるなんて、凄いね!」とか、
「どうして広東語が話せるの?」とか、色々と話をしてくれて、途中で青馬大橋と言う観光スポットを通る時に教えてくれたりしました。
私の故郷の会津の山の方では、夜更けに電気が点いている事も、香港の様に沢山の高層マンションも無いので、初めて目の当たりにする香港の高層マンション群を前に興奮する家族。そして、ビデオ撮影。
私が、やっぱり、100万ドルの夜景は違うねぇと興奮してカメラを回している母に、
100万ドルの夜景じゃないと教えると、
「会津には、こんなにいっぱい高層マンションなんて無いから珍しい。」と、高速道路から見える、高層マンションの明かりだけで喜んでいる家族を見つつ、こんなマンションを見た位で感動できるなんて純真なんだなぁ…と、感慨に耽ってしまいました。日本の方が進んでるとは思ってましたが、会津と香港じゃ、建物も賑やかさも比べ物にならないので、当然と言えば、当然なのですが。
会津じゃ夜中にやってる店なんて、コンビニや風俗関連、飲み屋位でしょうが、香港の九龍一帯は不夜城と言っても過言じゃありません。普通の飲食店でも夜食が食べられる上に、飲茶でも「夜茶」と言う、夜に行く飲茶も有ったりと、「夜宵」(宵夜)と呼ばれる夜食の習慣が発達しています。
私は不良では有りませんが、もう24歳と良い年になってるので、友人と夜遊びする事もあり、仕事していて夜中にお腹が空いた時には外で御粥やワンタン、麺類等を食べたりもしますが、会津では夜中に夜食を食べにいける様なお店もないので、今回、夜食を食べに行った事は結構新鮮な体験だったかも。
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