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河にピラニア 襲われた男性2人が負傷―中国広西省柳州

2012年07月09日 15時20分27秒 | 中国B級ニュース
情報ソース:南国早報網 http://tech.ifeng.com/discovery/detail_2012_07/08/15863570_0.shtml

2012年7月8日、南国早報網は中国広西省柳州市の河にピラニアが現れ、男性2人がピラニアにかまれて負傷したと報じた。


ピラニアにかまれた張さんの手とピラニア


7月7日午後、広西省柳州市の張(ジャン)さんは、柳江河という河で小犬を洗っている時、突然3匹の凶暴な魚に攻撃された。
そのうちの1匹は張さんの手の平にかみつき、離れなかった。痛みをこらえながら、張さんは魚を岸に投げつけたが、自分の手の平の肉の一部が、危うく食いちぎられそうになっていることに気づいた。

張さんはこの魚を家に持ち帰り、インターネットでその正体を調べた。
その結果、張さんが捕まえた魚は、なんと南米のピラニアとまったく同じだった。驚いた張さんはすぐにマスコミに電話し、ピラニアにかまれたと話した。記者は最初はあまり信じていなかった。しかし、現場にかけつけた時、張さんの血だらけの手の平を見て、信じない訳にはいかなかった。

その後、張さんの友人の呉(ウー)さんが面白がって岸に上がった、この魚を弄っていると、魚が突然親指にかみつき、呉さんも流血するケガを負った。

1日の内に、ピラニアは連続して2人にケガを負わせた。 (…2人目のケガ人は自業自得って感じだけど)

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なぜ、遠く南米のピラニアが柳江河に現れたのか?
漁政部門によると、ピラニアは当初は熱帯観賞魚として不法に中国国内に輸入されたもので、この事件の前にも柳州市の柳江河でも発見されたことがあるという。近年、広西省だけでなく中国国内の多くの河川でもピラニアが発見されたという報道を見ることができ、観賞用ピラニアの自然界への流入とは関係を絶つことができない。

中国南方の多くの地域の気候とアマゾン川流域の気候は似ており、また、ピラニアは環境適応能力に優れ、繁殖が早いという、一方で、中国の河川には普遍的にピラニアが自然に制約される条件や天敵が乏しい。外来種の凶暴な魚は、一旦ある流域に侵入し一定の規模になった時、彼らは水中にいるほかの魚類を大量虐殺し、現地の生態系のバランスに重大な危機をもたらす。




現在、中国には120種類あまりの外来種が侵入し、そのうち約50%が輸入後に拡散して害をもたらしている。
ニュースメディア、社会世論はピラニアに対し猛烈に「から批判」をしているのに対し、法執行部門の法執行の手段と力は比較的軟弱である。
今現在、中国にはピラニアの販売を禁止する関連の法律、法規、規定はなく、観賞魚類の売買に対しても明確な管理規定はない。法律に存在する盲点、法執行の力のなさが、観賞魚のピラニアがすでに国内の河川を泳いでいる状況を作り出した。

ピラニアは初めて中国の生態系の安全に影響を与えた外来生物ではない。
同じようにアマゾン川原産の魚類「スカベンジャー」は中国の一部の流域で繁殖し、アマゾン川流域原産の「福寿螺」と呼ばれるジャンボタニシは輸入後、急速に中国の一部の流域で氾濫して害をなしている。20世紀初頭、花として輸入されたホテイアオイは南方の河川や湖をわがもの顔で痛めつけ、中国はホテイアオイの除去作業のために少なくとも毎年、数億元にのぼる巨額の資金を投じているという。

(翻訳 若林亜希)

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