タイトルで名前が出てしまっていますが、この方は人呼んで『ガンプラの神様』、『川口名人』こと、バンダイホビー事業部で玩具・模型の企画やプロモーションを担当されている川口克己さんです。
川口さんは、大学時代にモデラー集団を結成され、1979年当時、まだ正式に発売されていなかった「機動戦士ガンダム」のモビルスーツを完全自作し、その作品が模型雑誌に掲載され注目を浴びた。その後、1980年に「機動戦士ガンダム」放送終了後、ガンダムのプラモデル、「ガンプラ」が発売され、このガンプラ発売、ブームに川口さんが大きく貢献している。
その後、85年にバンダイに入社されて以来、玩具・模型の企画やプロモーションで一線でガンプラと関わり続けてきた方である。
記事の順番が前後してしまったが、先月5月18日に株式会社バンダイのご招待で、静岡ホビーショウとバンダイ・ホビーセンターの見学&取材をさせて頂いた。
その際に広州芸術報・『動漫週刊』と広州青年報『A-CLUB』の記事のために川口克己さんにインタビューご協力頂いたのだ。実は今回の取材には、私の同僚の中国人編集者が参加する訳だったが、どうしても訪日のためのビザが間に合わず、残念ながら同僚は参加できなかった。そのため、今回の工場見学&取材には私と香港人の社長・トニーが参加した。
このインタビューの内容は広州芸術報『動漫週刊』と広州青年報『A-CLUB』の二種類の新聞に中国語版が掲載されたが、新聞に掲載されるのを待って、私のブログにインタビューの内容を載せることにした。今回、インタビューでの貴重なお話を紹介して、川口さんのガンプラに対する愛情と情熱、苦労話を知って頂きたい。
―ガンプラは日本で発売されてから26年ほど経ちますが、中国でもこの様に発展していけると思いますか?
川口さん:「ガンプラのほとんどは日本で生産されているので、もし中国で販売するとすれば輸入品になってしまいます。そうすると、品質は良いのですが、値段も高くなってしまい市場でのハードルも比較的高くなってしまいます。子供達が興味を持ち、消費者の知名度も高くても必ず買えるとは限りません。それで、具体的な中国市場参入のプランが無いのですが、大まかな方向性としては、今後中国で生産できれば価格も低く押さえられて、質の良いガンプラを提供できますよ」
川口さん、取材にご協力して頂き、どうもありがとうございました!
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