

香港の九龍尖沙咀漢口道にある『八旗相館』では、満州族の雰囲気を味わえる写真館として、満民族の衣装を着て写真撮影を楽しむ事が出来ます。撮影は勿論、ご主人の愛新覚羅・州棠(傅棠)さん。お値段はL版の写真6枚に2L晩の写真一枚+ネガ付きで360香港ドルから。プラス50香港ドルで撮った写真全てのネガと現像、写真のラミネート加工もしてくれます。

仕事柄コスプレ好き…では無く、記念の為に清国の皇后風の黄色い旗袍(チーパオ)を着て、写真撮影をしました。昔、黄色の服は皇帝と皇后しか着てはいけない色だったそうです。

今回は恐れ多くも、皇后陛下の出で立ちで写真を撮りましたが、前回、会津秋まつりの歴代藩公行列で着た『大奥』の様な装いとは、全く雰囲気が違います。前回の和装では、眉毛の上までドウランを塗っていたので、それこそ小池栄子さんが演じたお伝の方の様な雰囲気でしたが、服も変われば化粧も違うので、雰囲気もガラリと変わりました。

前回、会津秋祭りでの格好
眉の上にドウランを塗ってます。大奥っぽいでしょ?

ちなみに、これが お伝の方。
写真館では服や靴、小物なども貸してくれますが、服と靴のサイズはS、M、Lと有るそうですが、靴の色はお好みで赤か青を選べるとの事でした。今回、私が借りたのは青の靴でしたが、私は足が大きいのでLサイズの靴を履きましたが、私の馬鹿の大足を見て奥さんが「アイヤ~ヤ~!」と驚いていました


靴は布製で細かい刺繍が入っていて、つま先にはピンク色の糸でフサフサが付けてあります。靴底はハイヒールと言うよりは、ぽっくり下駄の様に足の土踏まずの部分が高くなっています。

ぽっくり風?すごく歩き難い。

写真の足元を見ると分かりますが、このチャイナドレスは現在のチャイナドレスとは作りが違っており、ベトナムのアオザイの様に中にズボンを履くようになっています。私は普段から化粧をしない人なのですが、今回は写真を撮る為に濃い目に化粧してみました。写真を撮るには少し薄かった様で、もう少し濃い目に化粧しても良かった様です。写真撮影の時はフラッシュで30%位は化粧が飛んで写るので、チークや口紅も赤めの方が写りが良いようです。もう少し赤い口紅を持っていれば良かったかなぁ…と、ちょっと後悔しました。


厚化粧過ぎるでしょうか?
化粧をして、服を着替え写真撮影を前にセルフで写真を一枚パチリ

そして、これが完成した写真ですが、デジカメではなくて、フィルム式の写真です。ここに載せた写真は写真を写した物なので、やはりピンとがボケてしまいフラッシュの光が写り込んでしまいました。


ちょっと、すまし顔です。

全身像

黄色いチャイナドレスが良く似合ってますね。KIDさんって、まだお若いですよね?観た所、20代だと思いますが、中国暮らしは長いんですか?
私も香港に行きたくなってしまいました~!
お世辞でも可愛いと言って頂き、大変恐縮です(笑)
私は戌年生まれなので、まだギリギリ二十代前半に
入っています。2001年から中国で暮らし始め、
かれこれ五年以上になりました。中国語は八年以上
勉強しています
これからも、どうぞ宜しく!また、遊びに来て下さい