ここにいるよ 2013年08月09日 | 詩みたいなもの あなたが頑張っているから 私も頑張ろうと思う それは じっとあなたを見守っているだけではなく 別の場所にいても どんな時にでも その想いは変わらない 今は少しだけ立ち止まって 休憩 そんな日も必要と思う お互いに もう若くないから 駆け足では生きられない ゆっくり散歩するみたいに 寄り道しながら 目的の場所まで辿り着けるように 少しだけ我がままを言ってみたり たまには手を引いてもらったり そんなことを照れもなく出来るのが 今なのかもしれない やさしい言葉は言えないけれど いつもここにいるからね
つばさ 2012年06月01日 | 詩みたいなもの なにを聞いているの なにを探しているの あなたの見ている海の先に なにがあるのか 誰も知らない 冬の海が 季節を超えて また暖かくなるのを 待つことにしよう なにが聞こえる? なにを掴んだ? 今すぐに答えはいらない あなたの立つ足元に 希望という名の波が 押し寄せて来る事を祈りながら 今はあなたの横で もうしばらく 一緒にいよう もうすぐあなたは 自分の翼で旅立つのだから <アザミ 花言葉:独立>
希望をつかむ 2010年04月01日 | 詩みたいなもの 少しだけ 過去を遡る めまいがしそうなほどの喜びと幸せで 満ち溢れていた あの頃 手のひらからこぼれ落ちる 光の雫を 惜しいとは思わなかった 何を見ても新鮮な驚きと発見 そうやって その手で未来をつかみ取るんだね わたしも今 さくらの下に立ち 明日を思う 全ての人に平等に訪れる 幸せと孤独 噛みしめながら 明日へと繋げる
あなたと座りたい 2008年01月15日 | 詩みたいなもの 海峡の見える公園 ここでどんな物語が始まったのだろう どんな物語の終わりを告げたのだろう そこのベンチに座りたかった 夕陽が綺麗だった でも、今度は温かい昼間に来よう きっと 誰かが私を待っている