やさしい時間

「写真でブログ」タイトルを変更しました
何気ない日常を写真とともに綴ります

約束

2011年08月30日 | 家族
孫たちと
「夏休みにはどこかへ行こうね」と
約束していた

なかなか行けなかったけど
約束通り
ドキドキの探検ができた

夜の水族館

下関 海峡館へ行ってきた



   

     
<クリックすると大きくなります>


夜だから、ペンギンも寝ている。
そういえば、ペンギンがいる水族館は全国で一つだけとか、、、


夜の水族館は写真には写せない
ワクワクした世界があった

孫たちは水槽にへばりついて
暗闇の向こうの世界を覗こうと
真剣なまなざしで懐中電灯を照らしている


夜の水族館は
私も初めて

なんだかいつもと違う
暗闇の神秘が
疲れた心を癒して行く


孫のためと言いながら
自分自身が一番楽しんだ
この夏最後のイベントになった




<夜の夢タワーはこんなにきれい>




夏休み

2011年08月19日 | 想い





頬杖をついて 空を眺めていたみたい

次々に変わる 雲の形が楽しくて

つい見とれてしまった


気が付いたら

もう 夏休みも半分過ぎてしまっていたのに

孫たちと遊ぶのを忘れていた


「ごめんね」

こころの中でそっとつぶやく

いつまでも立ち止まっていられない

今の私。。。


仕事にもプライベートにも力を入れようと

そんな風に思う事自体に 無理がある


だから「ごめんね」

そのうち思いっきり遊んでね

今は仕事だけに集中させて



私はあんまり器用じゃなかったんだ



まだ ホントの私じゃないみたい

少しだけ「夏バテ」なのかもね












ナツフジ

2011年08月12日 | 


今年もデイサービスの庭先のフェンスに
ナツフジの花が咲いた。

昨年の草刈りの時、業者の人に
『これはナツフジだから、刈らないでね』と
頼んでおいた。

綺麗にカットされて残された枝から
葉が茂り、花がついた。


今年は早くから暑くなったので、
最初に咲いた花は
上手に房状にはならなかった。

だけど、こんなに身近に咲いてくれるナツフジ。
これからも大切にしたい。


また来年も咲いてね、、、と願う。








2011年08月04日 | 家族  思い出



孫たちは夏休みになった

毎日のように喧嘩して

どっちが先に手を出したとか

うるさいとか

遊んでくれないとか・・・

其々の言い分ばかり言っている



そうして 喧嘩して泣いていたかと思うと

もう甲高い声で笑っている

「そこは危ないよ」

「待って~」

お互いを慕い、気遣う声にほっとする

二人の孫を見ていると兄弟っていいな・・・

本当にそう思う






私には兄がいて、妹、弟の4人兄弟だけれど

弟が一番仲良しだった


4歳下の弟とは

本当に小さい頃には

蟻さんごっこなる遊びを

日曜日の朝に「うるさい」と親に怒られないように

布団の中でこっそり遊んだ

中学生の頃には 

私と同じバレーボールをするようになり

よくパスをして遊んだ

高校生の頃には

私の友達たちとマージャンをしたり

こっそりお酒も飲んだりして

年上の男友達に憧れて彼らといろんな話をしていた

将来の夢や希望を語りあっていたのでしょうか


私が結婚して子供が出来ると

暇さえあるとやって来て

楽しそうに一日子供たちと遊んでいた

一緒に旅行も行ったし

楽しそうな事を提案してくれるのも弟だった


最近は、母や伯母の介護の事で

たくさん話し合ったけれど

私は九州の人で

母の介護には病状把握と意見を言うしかなく

弟が全面的に介護に関わってくれていた


昨年会った時に 

主治医から言われた事を弟に話していたら

どうやら彼を責めているように受け取られたようで

そのことがずっと心の中でしこりになっていたように思う

お互いに話し合わないといけないと感じていながら

先月会った時にもその事には触れないままに

過ぎてしまった


次に会った時には絶対謝ろうと

9月か10月に東京に行こうと決めていた







そんな矢先だった


弟が 電車の中で倒れた  

そう言って 兄から連絡を受けた


混乱した頭で

妹や関係者へ連絡し・・・

そうしているうちに

死亡した と追加の連絡が入った


 
突然の事で 理解するのに時間がかかる

翌日に弟の顔を見ても

実感が湧かなかった


棺の中で目を閉じた弟が

今にも

「ねえちゃん、冗談だよ」

いつものひょうきんな顔をして

起き上がりそうな気がして

その頬に触れた


少しだけ左に傾いた顔が

尋常でなく冷たくて

手や足の硬さが

もうこの世には戻れないと語っている




明るい声も
 
左の眉毛を少し上げて冗談を言う顔も

独特の笑い声も

もう二度と聞く事が出来ない







きっと今

弟は安らかな気持ちで

私の気持ちを理解し

許してくれていると思う





彼が弟で良かった

彼と兄弟で良かった



ありがとう