やさしい時間

「写真でブログ」タイトルを変更しました
何気ない日常を写真とともに綴ります

ラクウショウを見に行く

2017年11月21日 | 心に残る景色


篠栗九大の森の中で

ラクウショウ(落羽松)という木が

水の中から生えているような写真を見て

すごく神秘的だなと思って

一度見ておきたくて行って来たのですが、

木のある場所には水はありませんでした。

どうやら、5月頃の新緑の頃しか

水はないようです。


とても残念ですが、

気持ちのいい朝の空気を吸いながら

散策出来て、とてもリフレッシュ出来ました。







木の根元の色が変わっていて

水がそこまで来ていた事が分かります。



根元にこぶのような突起がたくさんあり、

それは気根といい、

水に沈んでいると酸素不足になるため

その気根で呼吸しているそうです。

とても奇妙ですよね。







駐車場から一緒になった方とお話ししながら歩いていると

KBCラジオの方に声を掛けられました。

『いい写真が撮れましたか?』

そんなレポートに飛び入り参加してしまいました。

最期は一緒に写真を撮ってもらいました。


そんなハプニングもあり、

今日はいい一日になりました。


ラクウショウはまた来年見に行く事にします。










萩 東光寺

2010年10月25日 | 心に残る景色
萩二日目。

毛利家の菩提寺、東光寺へ向う。
ここも、訪れる人が少なく、
静寂に包まれていた。


赤い門から3段ずつの階段を上がりながら、本堂へと誘う。
その昔、毛利家の人々もこの道を歩いたのかと、、、
敷き詰められた、古い石畳に歴史を感じる。



静寂の中の本堂。



本堂から逆に門の方向を見てみる。
手入れの行き届いた2本の松の木の間から、
現世を覗き見るような、そんな妙な感覚に襲われる。



毛利家の墓標を仰ぎ見る。
山に向かって登って行くと、
何代にも渡った毛利家の人々が今は静かに眠っている。




本堂周辺
    
<クリックすると大きくなります>


古い街やそこにまつわる人々を尋ねると
今にもその時代にタイムスリップしてしまいそうな
軽いめまいを感じる時がある。

私の中に流れる血も
先祖から受け継がれたもの。
あなたの目には、何が見えますか?



・・・・・悠久の時を超えて吹く風を
         肌に感じる秋の一日。







桜  お気に入り

2010年04月01日 | 心に残る景色
今年も桜が咲いた。
桜を眺める度に、日本人に生まれて良かったと思える。

長年親しんだ桜を今日は巡ってみた。


この道は紫川沿いの競馬場の裏手になる道。
春にはお勧めの道。


こちらは、以前住んでいた家の近くで、
孫たちとのお散歩コース。



お花見と言えば、、、私の定番、
黒原の忠霊塔 平和公園の桜。




私が埼玉から引っ越して来た20年前から、
きれいね、、、と思って見ていましたが、
こうしてみると伸び伸びとした枝が見事です。

今日は朝から雨。
満開なのに、昨日の賑わいからは想像できないほど、
静かな公園。
お隣の森林公園も閑散としていました。




思わず“てるてるぼうず”を吊るしたくなる、皮肉な今日の雨。

最後の紅葉

2009年11月29日 | 心に残る景色
朝から曇りの今日は、少しだけ寒くなった。

仕事で出かけた風師山がとてもきれいだったので、
孫たちに見せたくて出かけていった。



そろそろ終わりかけで、明日雨が降ったらもうこのもみじは
散ってしまうかもしれない。
そんな終わりかけのもみじの森は、
赤よりもオレンジ色の方が多かった。



風師山の中程にもみじの谷がある。
ちょうど陽が当って、ここのもみじは他よりも早く色付き始めていた。
今日はもう最初に紅葉したもみじは枯れてしまって、
抜殻みたいなちぢれた葉っぱが足元でカサカサと音を立てた。



孫たちははしゃいで歓声を上げながら、
カサカサの葉っぱの中を走り回る。
もみじの中でひとしきり遊んで、
秋の色を目にも心にもしっかりと刻んだ。



帰り道、いつも気になっていた場所へ行ってみた。



道路から少し上がった所で、
見上げたら銀杏の大きな木が黄色に輝いている。
行ってみるとそこは神社の境内だった。
横に廃校になった学校がひっそりと残っていた。



誰もいない社務所の横にこんな可愛いスペースがあった。
きっと暖かい日には、小さなお客さんで満員かもしれない。

『また来ようね』
そう言って車に乗った孫の手には
銀杏の黄色い葉っぱが沢山握られていた。








もう一度

2009年10月04日 | 心に残る景色
見上げたら優しい眼差しがあった


遠い昔、まだ幼かった頃

山の向こうに幸せの国があると信じていた


いくつもの山を越えて 見上げた空には

夕焼けの雲が浮かんでいた






手を伸ばしてごらん

掴めるかもしれないよ


優しい眼差しの人がささやく


うんと手を伸ばして

捕まえてみたい

もう一度、、、