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骨折して階段が上がれなくなった母を
何とか家に連れて帰ろうと、
家の前の階段にリフトを付けました。
支度を終えた後、車を出したり、リフトのセットをする間、
玄関に出した椅子に座ってもらいます。
『待っていてね』が聴けない母は、
車を出しているうちに立ち上がって
玄関の手すりにすがって立っています。
待ち切れないのか、心配なのか、
私に手間を取らせないようにしているのか、、、
立位保持も長時間は心配なのに、
毎朝ハラハラさせられています。
そうして、快適なリフトに乗っかって
ゆっくり降りていると
「ねえ、みんなこっちを見ていくね」
なんて言って、ちょっとご機嫌です。
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介護は思うようにはいきませんが、
母が笑顔でいられたら、それが一番なのかもしれません。
埼玉の妹が2日前から来てくれて、
あれやこれやと気を使ってくれています。
介護は365日、24時間。
適当に頑張っているつもりだけど、
最近いろいろと疲れ気味だったから、
妹がいて本当に良かったと思います。
母の表情もいつもより明るいように感じます。
少しだけ気持ちが楽になりました。