やさしい時間

「写真でブログ」タイトルを変更しました
何気ない日常を写真とともに綴ります

ひとしずく

2011年03月28日 | 妄想癖



誰かが落としていった花びらに

涙のようなひとしずく・・・





卒業していった先輩に

お別れの言葉を言えなくて

代わりに差し出した

小さな花束


受け取ろうとしたその時

誰かが先輩を呼んだ

その声に気を取られて

受け取らないまんま

先輩は行ってしまった・・・


「先輩・・・」

花束を振る

精一杯の想いを込めて・・・





たった一枚の花びらに

こんな物語があったかどうか・・・


誰も知らない花びらの秘密



もうすぐ

2011年03月15日 | 季節感
東日本の大地震は
毎日悲しい記録を塗り替えられています。
被災された方々の無事と
一日も早い復興を遠くからお祈りするしかありません。

仙台に住む伯父からは
「大丈夫だから」というメールが届き、
無事にいた事だけが幸いだったと
胸をなでおろしました。

どうか、無理しないように、
辛い時は誰かに頼って、
自分の中にしまい込まないように、、、

遠くから応援の声だけ送ります。








デイサービスの庭にチェリーの木があります。
毎年一早く春の訪れを知らせてくれる貴重な木だけれど
実は食べたことがありません。

そろそろ、、、と思うと
鳥たちがやって来て
美味しい所だけ食べてしまいます。

私たちはいつも花だけ眺めて
いつかは食べられるかしら?と
その日を待ち望んでいるのだけれど、、、

今年はどうでしょうか?






今年3年目の蘭の花も咲きました。
スタッフが愛情を注いで育てた甲斐あって
毎年たくさんの花を咲かせてくれています。

贈ってくださった利用者さんからも
毎年お褒めをいただいて、
伸び伸びと気ままに咲いてくれる
元気な蘭に感謝しつつ
今日も一日笑顔の中で過ごせました。


そうやって、また明日も、、、

ゲゲゲのルーツ 境港の街

2011年03月01日 | 
木曜日に出かけて行って、
金曜日の夜から熱が出て、
土曜日にはさらに熱が上がり、
ゆっくりどころか、熱にうなされて過ごした。
どうやらインフルエンザだったようで、
いったいどこで移されたのか分からない。

出かける前もいろいろ大変な事が続き、
精神的にも身体的にも疲れ果てていた。


退院前関与といって、
退院する人の在宅での注意事項を
家族やケアするスタッフがみんなで情報を共有する場を
最近は設けられる事が多い。
その会議があるので、休みの前日に病院へ出向いて行った。
病院にはたくさん人がいるし、
もしかしたらそこで接触したのかもしれない。


とにかく、元気にはなったものの仕事には出られず、
家から電話で指示しながら2日間が過ぎた。
会社の規定で、あと1日自宅待機していないといけない。
せっかくの休みだし、、、と
録画していて見ていなかった映画やドラマを見て過ごす。


連続ドラマの「ゲゲゲの女房」は面白かった、、、と
今更ながらに思う。




境港の街に行ったのは、
インフルエンザに罹る前日だった。

この時も確かに気持ちが乗らず、
写真もおざなりだったような、、、

それでも、水木しげるって凄い人だな、、、とか
やっぱり、ぐうたらなねずみ男が
なぜか憎めないな、、、とか



そんなことを思いながら、
道沿いに置いてあるスタンプを探したり、
かわいいけどみた事もない妖怪たちに囲まれて
孫と一緒に来なかった事を後悔したりした。



          (クリックすると大きくなります)

(電気屋さんが作る目玉クリップ、上手に出来てます)





妖怪神社で楽しく過ごせた事を報告したら、
お陽さまもオレンジ色に変わろうとしていた。

帰ろうと思ったら、こなきじじいが、、、



なんとも言えない表情が、結構好きだな。

「またおいでね」と言っているような気がして、
「うん、また来るね」って
こなきじじいの頭をなでた。


スタンプラリーのノートは100円。

他に、孫たちにハガキを書いて、境港の郵便局から出した。
ハガキにはきたろうのスタンプを押してくれていた。

そのハガキが着いた時はもう帰っていたけれど、
孫たちは大いに喜んだ。

おみやげは金額じゃないな、、、と実感する。