この論文において筆者らはCRISPR-Cas9を用いたスクリーニングによって老化したmicrogliaにおけるCD22の発現上昇が、リガンドである α2,6-linked sialic acidによるmicrogliaのphagocytosis抑制を誘導することを明らかにした。その結果microgliaによるmyelin debrisなどのクリアランスが低下し、認知機能低下につながるとのこと。CD22抗体は老化による認知機能低下の治療薬になるか??
Nature. 2019 Apr;568(7751):187-192. doi: 10.1038/s41586-019-1088-4. Epub 2019 Apr 3.
CD22 blockade restores homeostatic microglial phagocytosis in ageing brains.
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