高齢者の6つのエンドポイント((cardiovascular health, bone health, muscle health, brain health, immunity)に対するビタミンD、オメガ3脂肪酸、筋力増強運動(週3回の筋力トレーニングを柔軟体操のみと比較)の単独介入およびコンビネーションの有用性を検証したDO-HEALTH試験の結果が報告されました。2157人がランダム化され、平均年齢は74.9歳で61.7%が女性でした。そのうち1900人が研究を完遂し、平均フォローアップ期間は2.99年です。結果はいずれの介入も有効性なし(血圧、short physical performance battery, montreal cognitive assessmentおよび非椎体骨折について)というものです。ビタミンDのディスられ具合は相変わらずですが、最近は運動に関しても否定的な報告が多く、どうしたもんかと思います。
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