PRESSな時間

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2013-10-06 20:56:39 | 社会

10/6「ブラックホール」
昨日、小倉志郎さんに原子力資料情報室の録画配信を見たと言うメールを戴いたら、
小倉さんから、
ご自身の書いた文章を送って頂いた
。題は「止まっても危険な原発」
と言う題で、
原発は、休止していても
色々な点で非常に危険なものである事
が指摘されている。
つまり、
1原発は定期点検などで休止していても、原子炉内では作業員は常に被ばくしている。
2 原発敷地内は常に放射性物質が放出されている。
3被ばくは「絶対に安全ではない」
と言うものだと言う事を
隠しているからなのだと言う事だと言う。

1の定期点検とは
原子炉内の清掃や配管の検査によって
その従事者は被ばくを余儀なくされると言う事だ。
そうなると、
それに従事する労働者達が
年間被ばく限度を超えたら
仕事には就けないと言う事になる。
しかし、
その記録を残す手帳は会社が管理しており、
労働者達が離職しない限り、
彼等の目に触れる事はない。
だから、改ざんなど簡単に出来るのである。
2の
原発敷地内には常に放射性物質が拡散してるので、
当然ながら、
原発敷地の周囲に住む住民は被ばくを余儀なくされる。
原子力資料情報室の調査では
青森県のニンニクは、
六ヶ所再処理工場が稼働した以前と以後で、
トリチウムの濃度が約3倍になったと
推定されているとの報告がある。
3は
ICRPの報告書の中で
「被ばく線量に閾値はない」
と言う報告書がある。
このような視点から考えると
これ以上原発を行なうと言う事は
日本にとって更なる
「ブラックホール」を作る事なのではないかと思っている。
宇宙でのブラックホールなら、
一応私達の日常には余り関係がないが、
原発の問題は私達国民に取っての重大問題なのである。
この問題が更なるブラックホール化をしない様に
政府は全てを晒して
国民の前に示すべきである。