PRESSな時間

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2013-10-16 22:10:40 | 社会

10/16「赤紙来る」
今日東地裁前と参院議員会館では
「福島原発告訴団」の内不起訴に関する検察審査会に対する審査申し立てがあり、
無事に受理された
と言う報告があった。
今日の申し立ては前回不起訴になった者のうち、
東電関係者6人が審査の対象としたとの報告があった。
その理由としては
「この問題に対する対象の絞り込みによって問題の焦点化を図りたい」と言う
原告団の思惑があったようだ。
確かに、
今回の申し立てのあった東電幹部は地震、津波に対して予見の可能性があった事が確実視されており、
また、
その対策においても、
十分対処しなければならない立場であった事が様々な文献から判っている。
だから、
災害と言う「赤紙」が突然来ても
十分な対策が出来るはずであったのである
しかし、
彼等は
「赤紙」が届いてもそれをまるで知らなかったかのように
「想定外」
と言う言葉であっさりと片付けてしまったのである。
今回の審査申し立てによって、
私たち国民は、東電幹部の元に
この赤紙が届く事が既に判っていたと言う事が
自明になるのではないかと期待するのである。
審査申し立てが受理された以上
今後は審査の成り行きをじっと見守るしかないのだが、
来月にはこの告訴団の第2次告訴が、
そして、汚染水漏洩問題に関しての「公害罪」告発が
福島県警によって捜査される事が正式に決まったので、
私達はこれからもこれらの成り行きに注視する事が重要だと思っている。
折しも、
経産省テント前で山本太郎参議員が配っている
「秘密保全法 FAX用紙」を配っていたら、
ある男性が
「これって赤紙だよ」
と言っていたのを思い出した。
確かに彼が配布しているのは「ピンク色」の用紙だ。
私はいつもツイッタ-で
「市民を守るピンクビラ」
と書き込んでいるのだが、
災害と言う「赤紙」はある日突然私たち国民の前に配布される。
その
「赤紙」に対して、
私達自身がどう対処するのかと言う問題は
大きな課題の一つだと感じている。