PRESSな時間

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PRESSな時間

2013-10-08 21:09:01 | 社会

10/8「半殺し」
今日は昨日書けなかった
「IAEAと福井県知事の覚え書き問題」を書く。
これは今日知ったのだが、
昨日の福井県での取材では,田中龍作氏だけでなく、IWJの原君も取材に行ったと言う事だ。
(後ツイキャス隊の方も取材)
 私は今日その事をIWJのHPで知った。
原君は前回、大飯原発再稼働の時も福井市内で取材をし、
地元の声をネット上にアップしている。
今回は龍作氏と同時突撃取材で知事のぶら下がりに入った模様で
もっとこの事が世間に知せないとといけないのだが、
IWJの記事には会見に関する詳細は記されていない。
それはともかく
新安全基準が着々と進み、
来年は多くの原発で再稼働が進むと思う。
その中でも、現在、研究中止となっている、高速増殖炉「もんじゅ」の問題は、
このIAEAの福井訪問で
再びもんじゅが復活するのではないかと言う
悪い予感をさせるものとして、
注視しなければならないと感じている。
つまり、IAEAが福井県と結んだ協定の中には
「原子炉の研究開発」が含まれているからだ。
現在中止されている
「もんじゅ」の立場は
「研究開発」であり、
福井県が「IAEA」の協定を持ち出せば
いつでももんじゅの復活があり得ると言う事になる。
そうなった時
文科省は必ずこの協定文書を持ち出すに違いない。
だから、
新安全基準で原発が再稼働した時に出る
「死の灰」をどうするかと言う話になった時は
直ぐに「もんじゅ」が復活すると言うシナリオだと思う。
そうしないと、
核廃棄物の処分についての言い訳が出来なくなってしまう。
つまり、
今度は「もんじゅの言い訳を
「IAEAがそう言ったから」と言う事にすれば、
政府の言い訳は成り立つのである。
それはとりもなおさず、
「文科省」が
「文科省」でいる為の唯一の手段でもあるのである。
そうでなければ、
文科省は
「文部省」に格下げになってしまうし、
経産省との利権争いにも負けてしまうのである。
こんな事で良いのであろうか?
省庁の利権の為に
もんじゅを
「半殺し」にしておき、
住民の意向を全く無視した形で進められる
高速増殖炉「もんじゅ」。
このままでは
いつまでたっても利権と命の間で
私たち国民は揺れ動かなくてはならない。