11/25「、、するんですね。」
今日、国会では日本版NSC法案が委員会審議で可決された。
いくら、アメリカとの約束とはいえ、
日本を戦争状態に一歩踏み出す法案を与党がほとんど欠席のままで可決してしまうと言う、
恐ろしい状態の中で、
可決してしまうと言う事態を
日本のマスコミはどう考えているのだろうか?
と思い、
ふと、以前良く聞いていたFMラジオを付けてみた。
するとあるコメンテーターが
「(国家安全基本法)あさって成立、、するんですね。特定秘密保護法、、、」
とあっさりとコメントしている。
私のラジオツイキャスを聞いてくれているフォロアーも
掘潤さんと言うコメンテーターが
「特定秘密保護法通るんですね」
とあっさりとコメントしていたと言う話をしてくれた。
私はこの事を聞いて
「正にこれが日本のマスコミ界なんだなあー」と愕然とした。
なぜなら、
これらのコメントの中には
所謂、
「論陣」と言うものが全くと言って良い程感じられないからだ。
このようなコメントの中身は全くと言って良い程
「議論」の余地がない。
だから、議論をしたくても議論する素材が無いのである。
それは、
今時の若者が所謂「議論」と言うものをしたがらない、
議論を避けると言う風潮を反映したものだからなのかもしれない。
だから、
今の内閣はその隙間を狙って
議論をしないまま法案を通過させようとしていると言っても
過言ではない。
これでは何の議論も無いまま、
戦争への道を一直線に進んでも
誰も何も言わないと言う日本になってしまう。
しかし、
既に日本はそうゆう世界に入ってしまっていると言う
怖い自覚の無いままに何もかもが進んでいると言う
恐ろしい社会だと言う事を自覚し、
あえて、
「ぶつかり合う事の大切さ」を
もう一度再発見するべきではないかと思うのである。