センムのブログ

日常の事柄、仕事から趣味まで風の吹くまま気の向くまま書いてみたいと思います。

驚愕の性能

2011-02-08 | 日記
今日の午後、うちで使っているCADメーカーの方が新製品のデモンストレーションに来ました。
初めてこのシステムに出会ったのは2000年頃。その頃はまだまだ3Dの必要性を感じておらず、またそれがなくとも仕事を進めていくことに支障もなかったこともありますが、内容的に三次元でなくてはならない必要もないように感じていました。

もちろん、私自身が無知であったこともあるのですが、その時「もしこのシステムでこんなことができればどんなにいいだろう」と思うことがありましたが、当時はまだまだ夢物語の領域のことでした。

その後、三次元CADシステム導入の必要性を感じ、デモを見たり展示会に行って説明を聞いたりして、熟慮した結果、やはり最初に目にしたメーカー(上記の初3Dのメーカーさん)に決定しました。決め手はそこが単なるソフトウェアメーカーでなく、金型メーカーだったからです。

同業者が作った製品であれば、使っていて困ることが解決されていくだろうし、その視点が「金型製作」の立場からであると思ったからです。

そして今回の新製品。最初の時に夢物語だと思っていたことができるようになっているのです。これには本当に驚きました。このところバージョンアップの間隔が長いと思っていましたら、かなり渾身の開発をしていたようです。
もし、この機能をうちが持つことができたなら、受注する製品の形状がどんなものだろうと、恐れることがなくなるのではないかというほど、強力な機能を持っています。
もちろん万能ではないでしょうが、よほどの深い絞り形状でない限り、展開形状はもちろん、工程の中間形状をかなり自由に作ることができます。

思ったほど高価ではないので、是非とも近いうちに導入したいと欲が出てきました。
とにかく受ける仕事の幅を広げなければならないので、「苦手な形状」があってはならないのですから、そのための超強力なツールになりそうです。

でも、二つ返事で買うにはちょっと高価なので、頑張って導入したいです。
これからのために。




金型、金属加工について何でもお問い合わせ下さい。
有限会社木村製作所
http://www7b.biglobe.ne.jp/~meister-kimura/


相撲について

2011-02-08 | 日記
またもや不祥事となってしまいました。

私は相撲というのは神事であり、神に奉納するためのものであると思っていました。
ですが、昨今はまったくの「スポーツ」になってしまっており、スポーツであれば八百長や賭博があってもそれは仕方がないと考えてました。

つまり、神事がスポーツの次元になってしまったと思ってました。

ところが、いろいろ調べてみると、今の相撲の姿は江戸時代に始まった相撲興行のその後であり、日本古来の奉納相撲は、その「起源」であること以外はほとんど無関係になってしまったようであります。

まあそれなら仕方がないか……といったところではないでしょうか。

冗談めかした言いかたですと「大関互助会」なるものがあるとかないとかささやかれていますが、「例えば、自分は既に勝ち越していて、千秋楽に7勝7敗の角番大関と対戦したなら………それは勝負に徹することができるかどうかは、難しいですね……」という話しも聞いたことあります。

外国人力士を横綱にするかしないかという、人種差別をしていた時代のいうのは、閉鎖的で懐の狭いことなのかもしれませんが、今よりは真摯に「相撲」ということを考えていた時代だったのかもしれませんね。
ですから、高見山も小錦もそれなりのものを抱えていたでしょうが一生懸命取り組み、人気力士として名を馳せることができたのでしょう。

なんにせよ、いろいろなことが一新される時代になってきたのかもしれません。




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