センムのブログ

日常の事柄、仕事から趣味まで風の吹くまま気の向くまま書いてみたいと思います。

ツリカケ車の終焉

2011-02-13 | 日記
私の地元には名鉄電車が走っており、子供の頃からそれを見て育ってきました。
瀬戸線という線で、この線は他の名鉄線から完全に分離しており、昔から都落ちした車両やちょっと他と違った車両がはしっていたりしました。

ちょっと(いや、もうかなり昔か)前に廃止になった谷汲線で、旧型電車で人気のあったモ750も、もともとはここで走っていた車両だったのです。私は現役の頃は知りませんが。

さて、この2月20日に一線から退く6750系という車両があります。
もう既に何カットか撮影しているのですが、今日は時間が空いたので撮りに行きました。

この車両は「ツリカケ駆動方式」と呼ばれる車両で、現在においては希少種となっております。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8A%E3%82%8A%E6%8E%9B%E3%81%91%E9%A7%86%E5%8B%95%E6%96%B9%E5%BC%8F

マニアの間では結構人気で、撮り鉄さんなどまったく見かけない同線に、ここ最近はカメラを持った人が沿線に見かけるようになりました。

この駆動方式は「音」が独特で、古い車両の好きな人にとっては、なんともノスタルジックを感じる音でもあります。またいかにも「電車な音」らしく、TVアニメの電車のシーンの音に使われることも多いです。もっとも、そのTVアニメの車両はツリカケ駆動ではありませんが(←かなりマニアックになってます)

そして、この音は私にとって「瀬戸電」(瀬戸線の電車を地元人はこう呼びます)を象徴する音なので、この音が沿線から消えるのは寂しいものです。

あと一週間、もう撮りに行ってる時間はなさそうです。
いろいろな「最終」を見てきましたが、やっぱり寂しいですね。

なお、この「ツリカケ」を見事にあらわしているのは以下のサイトです。面白いです。

http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%81%A4%E3%82%8A%E3%81%8B%E3%81%91

6750系


これは違いますが、瀬戸線で「赤い電車」が見られるのもあとしばらくです。
すれ違いシーンは結構貴重かもしれません。


名鉄電車が一番きれいに見える時間。斜光で光ります。
大きいバネ下荷重により、鉄粉がひどい線でもあります。






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