桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

満開!!!

2013年03月09日 | 日記・エッセイ・コラム
3月9日(土)

朝から素晴らしく、いい天気だ。
ベランダ越しに桃の樹を見ると、まぁ!殆ど、満開と言ってよい程の花盛り。
昨日も暖かで、5月の気温だと言っていたが、本当に、僅か一日ぐらいで、すっかり花が開いてしまった。

桜が日本の美人に例えられる様に、桃の花は中国の美しい女性に例えられる。確かに、それぞれの気候風土に合う美しさが、女性にもあるからだろう。

かつて、杭州の西湖を巡ったとき、古い建物の丸窓から、今にも美しい貴婦人が現れるのではないかと想像した。柳と水と桃の樹と中国の建築の風景が似合っている。特に春の情景がいいのだろうな!
その旅のおりには、最初に蘇州に寄ったが、まさにそうした風景が偲ばれて『蘇州夜曲』を、ふと、口ずさみたくなったものだ。

ムカシ(それも本当にムカシ、母が話した事)から、春になると、中国大陸内陸部の砂漠から黄砂が飛んで来るので、それは大変だったと聞いていた。
満州に住んでいた頃、向こうから子供が帰って来ても、姿が見えない程だったと聞いて、余りにも大げさそうな話に驚いたものだった。
私にはその様な経験が無いから、えーっ、そんなに酷いの?ぐらいだったが、最近のニュースに依れば、日本も黄砂の被害が多いと言う。(今、警報が出た)             

更にPM2.5による大気汚染が加わって来ると、これは人的被害だから、予防対策は必要だが、黙認しているわけにはいかないと思う。
発生源は分かっているのだから…

今日は、バカに鼻水が出てしょうがない。これでは外出は無理だし、庭に出るだけで、クシャミが出て来る。
こうなると、女性のたしなみも程々に、化粧ナンテ出来やしないのである。
ああ、これから春の美しい季節を迎えると言うのに……


甥の家族が来た。誕生日のお祝いを戴いた。
Rちゃんは益々お洒落になった。お兄ちゃんのYiは少年らしさが出て来た。彼はルンバが気になって操作をするが、妹はロボットが怖いと言って立ちすくんでいる。

甥が笑って報告をした。「図工が嫌いだって言っていたのに、Yiの絵が選ばれて市の絵画展で表彰された」と…「エー!変わったねー。今度、絵の道具をあげるね」
両親は可笑しそうに笑っている。算数以外には好きな教科は無いと言っていた2年生、子供の成長は面白いものだ。

姉はバラ、私はサクラの絵柄のついたマグカップと茶碗をもらった。どちらも、まさに春、春。

桃の枝を隣りの家とRちゃんとママにあげる。
桃の小枝に手を届かせるのが困難な程、私の背丈は低くなった。









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