桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

ハオチー! 桜も素敵な春分の日

2013年03月20日 | 日記・エッセイ・コラム
3月20日(水)

春分の日の今日、午前中は晴れていたが、午後も夕方近くになると、何となく、どんよりし始めた。
「傘をお持ち下さい」と言う予報士の言葉だったが、幸い、雨は降らなかった。

1時の約束で、霊南坂にある寺の前で、上の姉と待ち合わせて墓参りに行った。
アメリカ大使館の長い塀に沿った狭い道を通って、墓参に来るマイカーが多く入って来るが、今日は、割合と空いていた。
かつては、私も母や家族を乗せて霊南坂迄来たが、それも、随分ムカシの思い出となった。
今では、新橋からタクシーで来る事にしている。若い頃でさえ、霊南坂の道を登るのは、相当にきつかった。ましてや、である。

四つの寺が集まるこの墓地では、だんだん、墓が増えてきて、まさに密集した宅地の様相を呈している。
我が家の墓まで辿り着くのに、足場が悪かったり、区画整理?がされていない斜面にある様々な墓石を避けたり通路を曲がったりして、迷いながら、やっと辿り着く始末である。
それでも、墓地の向こうには首都高速道路が見え、直ぐ間近にはANAホテルやツインビルが見える。塀越しに桜やモクレンが美しく見えていた。

たった、30分ばかりの墓参なのに疲れた。待ち合わせの疲れだろう。
アメリカ大使館を警備する警官は、黙って、墓参に来る人達を眺めているが、どんな気持だろうな?と、何時も思う。
霊南坂教会の前の桜が見事だった。写真の題材が多過ぎて困る程だ。

帰りは、何より楽しみにしていた昼食。何時も通りにホテル・オオクラの中華料理へ行く。予約をしていないので、暫く待つ。
満足した。美味しかった!
「如何でしたか?」と聞かれて、私は「ハオチー」と答えた。
レストランの人は「ハオチーですかぁ。どうも有難うございました!」と、ニコニコしていた。
メニューも『ハオチー』味も、本当にハオチー!

新橋駅で草加の姉と別れる。
帰りに駅ビルで、愛媛の友達へ贈り物を依頼する。

疲れたが、責任を果たした気持だ。「A兄さんも、そちらへ行きましたよー」と報告したら、姉達が笑った。
今日は、何処へ行っても、家族連れの人出が多かった。墓参に出掛けた人も多いのだろう。しかし、墓参りに来る子供は少ない様に思う。

桜の花が美しくなった。バス停で目の前の公園の大きな桜の樹の花が、可成り開いている感じだった。
しかし、名前か分からない小鳥がチチチチチ…と啼きながら花をついばんでいる。枝の先が、皆、花も何も付いていないのは何故だろう?誰の所為かな?
もう少し、花の美しさを待ってからにして欲しいものだ。鳥には分からないねー。

さて、私達の『花見』は何時にしようかな?
夜になって、雨が降り出した。花は大丈夫かな?








Dsc00691


Dsc00695


Dsc00701


Dsc00703


Dsc00705