3月19日(火)
昨夜の雨が嘘の様に晴れやかな朝になった。
庭の植物は、一日過ぎるごとに変わって来る。
あの華やかだった桃の花は、昨日の風で可成り散ってしまった。ピンク色の花びらが、庭のあちこちに散って最後の彩りを添えているみたいだ。
予報によれば、5月半ばの気温だと言う。こうなると、着る物の調節が大変だ。
ついこの前まで、冬物で良かったのに、明日は霊南坂へ出掛けるために、どの程度の薄着をしたら良いか分からなくなる。
テレビでは東京の『ソメイヨシノ』は三分咲きだと言っているが、果たして、満開は何時だろうか?何となく、早まる様な気がする。
急いでカメラを持ち出して、庭のあちこちを見て回る。
あちこちをと言っても、それ程広い面積ではないが、最近は、近所に土地を最大に活用した家々が建って、我が家の植え込みが目立つ様になった。
某土地会社等は毎日の様に土地売買のチラシを入れて行く。直接交渉でもなく(来ても相手にしないが)全く、失礼と言うもの!だ。
昨日、分からないと書いた紫の花はヒヤシンスに間違い無し。
黄水仙も二本とも咲いて、静かにうつむいている。ギリシャ神話を思い出すなぁ!今年の水仙はこれで終わりとなる。
よく見ると、放ったらかしのチューリップの一本に蕾が二つ。どんな色の花かな?お楽しみが、又、増えた。
弟が、昨年秋、切ってしまったモクレンは丸坊主になっている。春の訪れを一足先に知らせるはずだが、今年は駄目かなとあきらめていた。ところが……
何と、丸裸の樹のてっぺんに可愛らしい蕾が三つ、白くふくらみ始めた。
『桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿』と言う言葉がある。剪定の方法の違いであるが、二年ぐらい前に、隣りの住人はバッサリと桜の木を切ってしまった。
折角、富士山から『富士桜』を運んで来たのにと、がっかりした。結局、次の年には少しばかりの花がうつむき加減に咲いたのを覚えている。
今年はどうだろうかな?楽しみだ。
以前は、我が家の庭にウグイスが来た。もう、今では、のんびりとした美しい啼き声も聞こえて来ない。
しかし、荒れていても春の匂いを残す庭は、貴重で嬉しい存在だ。





昨夜の雨が嘘の様に晴れやかな朝になった。
庭の植物は、一日過ぎるごとに変わって来る。
あの華やかだった桃の花は、昨日の風で可成り散ってしまった。ピンク色の花びらが、庭のあちこちに散って最後の彩りを添えているみたいだ。
予報によれば、5月半ばの気温だと言う。こうなると、着る物の調節が大変だ。
ついこの前まで、冬物で良かったのに、明日は霊南坂へ出掛けるために、どの程度の薄着をしたら良いか分からなくなる。
テレビでは東京の『ソメイヨシノ』は三分咲きだと言っているが、果たして、満開は何時だろうか?何となく、早まる様な気がする。
急いでカメラを持ち出して、庭のあちこちを見て回る。
あちこちをと言っても、それ程広い面積ではないが、最近は、近所に土地を最大に活用した家々が建って、我が家の植え込みが目立つ様になった。
某土地会社等は毎日の様に土地売買のチラシを入れて行く。直接交渉でもなく(来ても相手にしないが)全く、失礼と言うもの!だ。
昨日、分からないと書いた紫の花はヒヤシンスに間違い無し。
黄水仙も二本とも咲いて、静かにうつむいている。ギリシャ神話を思い出すなぁ!今年の水仙はこれで終わりとなる。
よく見ると、放ったらかしのチューリップの一本に蕾が二つ。どんな色の花かな?お楽しみが、又、増えた。
弟が、昨年秋、切ってしまったモクレンは丸坊主になっている。春の訪れを一足先に知らせるはずだが、今年は駄目かなとあきらめていた。ところが……
何と、丸裸の樹のてっぺんに可愛らしい蕾が三つ、白くふくらみ始めた。
『桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿』と言う言葉がある。剪定の方法の違いであるが、二年ぐらい前に、隣りの住人はバッサリと桜の木を切ってしまった。
折角、富士山から『富士桜』を運んで来たのにと、がっかりした。結局、次の年には少しばかりの花がうつむき加減に咲いたのを覚えている。
今年はどうだろうかな?楽しみだ。
以前は、我が家の庭にウグイスが来た。もう、今では、のんびりとした美しい啼き声も聞こえて来ない。
しかし、荒れていても春の匂いを残す庭は、貴重で嬉しい存在だ。




