桜桃生存日記

桜桃が気ままに書きたいことを書く日記。
日常のこと、趣味のこと、思ったこと、など。

秘密への招待状

2023-01-18 | 映画を観よう

2019年の洋画。アメリカ制作。

ジャンルはヒューマンドラマ。

デンマークの「アフター・ウェディング」のリメイク版です。

 

インドで瞑想をしているシーンから物語は始まります。

インドの孤児院を経営しているイザベル。

多額の寄付をするというテレサから、

寄付金について話したいのでニューヨークまで来てほしい、

と言われます。

一週間という約束でニューヨークへ赴いたイザベル。

 

テレサは、ホライズン社という全米一のメディア代理店の経営者。

仕事に追われながら、双子の息子の子育てもしています。

土曜日に娘のグレイスが結婚式を開くので、その準備にも大忙し。

寄付の決定は週明けになると言い、グレイスの結婚式にイザベルを招待します。

 

 

テレサの夫は芸術家のオスカー。

グレイスの結婚式でイザベルと顔を合わせ、

過去に何らかの関係があったことを匂わせるシーンが。

その前からイザベルの様子が変だったので、

「早く寄付するか決めろよ」と苛立っていたのかと思って観ていました。

 

結婚式で、グレイスがテレサと血が繋がっていないことを話します。

また落ち着きをなくし、テーブルから離れるイザベル。

次の日、オスカーを訪ね、グレイスはオスカーとイザベルの子供だという

事実が判明w(*゚o゚*)w

しかし産んだ当時、育てられないという事情で

グレイスは養子に出されるはずだったが、

オスカーはグレイスを育てる決意をし、

その後テレサがグレイスの育ての母となったのだった。

 

その事実を知ったグレイスは、動揺しながらもイザベルに会い、

連絡先を交換し、生みの母との時間を増やしていく。

テレサはわかっていながらも、嫉妬心丸出しで

湧き上がる感情を抑えきれない。

そして寄付の話が決定しそうなのだが、話を詰めるために

あと2~3日待ってほしいと言われたイザベル。

どうもテレサのことを信用できないでいた。

 

テレサと双子の息子の留守中に、

オスカーはテレサの秘密について知ってしまいます。

ここから、テレサの意図が判明するのです。

 

 

うーん。テレサはイザベルをニューヨークへ呼び出した時点で、

事実を知っていたのかなあ。

また、イザベルとオスカーは約20年は会っていなかったのに、

顔や姿を見て思い出せるものなのかね?

あと、グレイスと双子の弟は年の離れた異母姉弟だとしても、

一緒に暮らしていた時期があるはずなのに、

接するシーンがあまりにも少なくて違和感を覚える。

 

テレサの感情的で横暴なところは反感を買うでしょうね。

私も「このおばさん勝手だなあ」って思ったし(・ε・。)

血の繋がらないグレイスを育てのは凄いけど、

それとこれとはまた違うだろうっていう。

 

シリアスな空気が漂う映画。

何が「秘密への招待」なのか明らかになる過程が面白かったし、

ありがちな設定ではあるものの、登場人物の心情に寄り添った作りになっているし、

出演陣の見事な演技に引き込まれます。

イザベルはインドに帰りたいけど、寄付の件で拘束される歯がゆさ。

生みの母と育ての母の間で揺れるグレイス。

ただ、生理前に観る映画じゃなかったなあ。

感情が高ぶっちゃって(*´д`)=3

 

出演者は、テレサ役はジュリアン・ムーア。

イザベル役はミシェル・ウィリアムズ。

オスカー役はビリー・クラダップ。

グレイス役はアビー・クイン。

 

※私はCSのムービープラスで放送されたのを録画して観たんですが、

CMは冒頭の1本のみで、映画の途中には入りませんでした。


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