1軒目は板橋区中板橋にある「欧風菓子 白鳥(しらとり)」。
外観はケーキ屋さん。ショーケースにケーキが並んでいますね。
2階が喫茶コーナーだそうです。
店主は「やすです」こと忠光さん。
飯尾さんの相方のやすさんに似ているのだそうです。年齢も同じ!
母の光江さんと、妻の薫さんの3人で営業。
先代は父の忠志さん。
2階の喫茶コーナーでさらにお話を聞きます。
テーブル席が並んでいて、窓ガラスから外の景色が見えます。
忠志さんは銀座の「凮月堂」で修行して、「白鳥」を開業。
忠志さんと光江さんご夫婦の馴れ初めと、忠光さんと薫さんご夫婦の馴れ初めを聞き、
忠光さんが「白鳥」を継ぐに至った話を。
メニューの写真が綺麗で見やすいですね。
飯尾さんはショーケースで見たスワンのシュークリームが気になるようで。
シュークリームセット(ホットコーヒー付き)と、
忠光さんの代からのザッハトルテを注文。
まずはシュークリームセットのホットコーヒーから。
「熱々ですね。おいしい。目、覚めました。香りよくて。
ちゃんと苦味もはっきりして。コーヒーらしい」
スワンのシュークリームは創業当時から変わっておらず、
飯尾さんが小さい頃から食べていたようなシュークリームで
懐かしさに感極まります(〃❛ᴗ❛〃)
でも、どうやって食べていいか困ってしまいます。
光江さんの「ガブリと」という食べ方に倣い、
スワン部分をガブリと一口で口に入れてしまった飯尾さん。
「おいしい。上が生クリームで下にカスタードが。
スーッと。この生クリーム、軽い」
生乳100%の生クリームを使用。
「いくつもいける感じですね。おいしい」
ザッハトルテの登場。「綺麗なケーキだなあ」
フォークを入れて、「しっかりとした。ぎっしり」。
口に含み、両手でグッドのジェスチャーをして、
コーヒーを飲む飯尾さん。
「ベストフレンドですね。おいしい」
チョコレートのスポンジにアプリコットジャムを挟んでいます。
「これが酸味と甘味と。しっかりちょうど。おいしいわあ」
すっかり日も暮れて2軒目へ。
上板橋駅の北口商店街にある「喫茶 さかもと」。
黒い店舗テントが目印。店頭にベンチやイスが置かれています。
待つことがあるのか、喫煙者向けなのか。
18時30分までのお店なので、閉店後に取材したのかなあ?
店主は新介さんと妻の千佳子さん。
店内は清潔感があり、こじんまりとしたお店。
新介さんは神保町の老舗喫茶店に勤務していたことがあり、
その店が廃業するのをきっかけに「喫茶 さかもと」を開業。
千佳子さんとは木造彫刻教室で知り合ったそうです。
メニューはシンプルなデザイン。
人気の自家製ジンジャエールと、
目を惹いたマフェというカレー風の煮込み料理を注文。
自家製ジンジャエールは、生姜シロップが下に沈んでいるので
よくかき混ぜます。
「こりゃ年内風邪ひかないわ。ジンジャーたっぷり、おいしい。
爽やかだし、しかも」
生姜・てんさい糖・シナモンなどのスパイスを使っていて、
最後にレモン汁(グラスの中にレモンの輪切りも入っています)を絞った
ソーダ割り。
新介さんの趣味は絵を描くことで、昨年個展も開いたそうです。
マフェの登場。見た目バターチキンカレーのような色ですね。
「おいしそうなカレーじゃないすか」
食べてみると、「おいしい。優しいカレーだけどちゃんとカレーが楽しめる」。
砂糖の入っていないピーナッツペーストがベースのマフェに
スパイスを加えて、カレー風に仕上げました。
「マイルドだけど、後からスパイシーな感じがフッて」
新介さんの作品を見せてもらいながら、作品に関しても話を聞いた飯尾さん。