1989年の洋画。ヒューマンドラマ&友情もの。
制作はイタリア・フランス。
ローマにいるサルバトーレ改めトトは、アルフレードの訃報を聞かされる。
アルフレードは、トトが小学生の頃からの恩人であった。
トトは村唯一の娯楽施設、映画館によく足を運んでいた。
アルフレードは、その映画館の映写技師だったのだ。
トトとアルフレードは年の離れた友人として、交流を深めていく。
トトが小学生時代~村を出るまでの青春時代を振り返っている映画。
時代背景もあるけど、映画が人々の唯一の娯楽であり、心の拠り所だったのだと
感じさせられました。
一つの映画を皆でスクリーンで観て、泣いたり笑ったり。
キスシーンやエッチなシーンはカットされていて、おあずけ状態だったり(*´д`)=3
人との出会い、そして映画が人生を変える。
トトとアルフレードは親子のような関係でもあり、
厚い男の友情が通っていた。
初めて観たのに、何回も涙しました。
そして、ラストはもうね、号泣”(/へ\*)”))ウゥ、ヒック
名作って言われる理由がわかりました。
観てよかった。感動必至です。
ただ時代的なものもあり、どつかれたり、
しばかれてるシーンも出てきます。
トトの小学生時代を演じた子役のサルバトーレ・カシオの演技が
表情豊かで凄くよかった。
アルフレードを演じたフィリップ・ノワレは、
味があって素敵な役者さんですね。
そしてエレナを演じたアニェーゼ・ナーノは、
清楚な美人で、確かに目を奪われます(*σ_σ)
キスシーンがとてもロマンティックでした。
主な出演者は、
サルバトーレ改めトト(少年期)...サルバトーレ・カシオ。
サルバトーレ改めトト(青年期)...マルコ・レオナルディ。
サルバトーレ改めトト(中年期)...ジャック・ぺラン。
アルフレード...フィリップ・ノワレ。
マリア(中年期)...アントネラ・アッティーリ。
マリア(壮年期)...プペラ・マッジオ。
アディルフィオ神父...レオポルド・トリエステ。
スパッカフィーコ(支配人)...エンツォ・カナバレ。
エレナ...アニェーゼ・ナーノ。