1軒目は、浅草橋の駅から徒歩5分ほどの場所にある浅草橋2丁目の
「珈琲 葦」。
外観はレンガ造りで、花や植物などの鉢が置かれています。
コーヒーの値段も安いし、黒板に書かれたメニューは定食屋さんといった感じ。
さらに「Lunch250円!!」と飯尾さんもビックリヽ(*'0'*)ツ ワァオォ!!
しかし750円でした。それでも安いと思います!
店に入って目の前はカウンター席で、左側がテーブル席。
店主は明さんと、妻のまり子さん。
蔵前で33年営業し、18年前にこちらに移転。
老舗なんですね!
テーブル席にいたお三方は、娘さんとお孫さんと、
常連客のスーザンさん。
実はスーザンさんは、このお店で月2回行われる英会話教室の先生。
明さんは蔵前の登山道具のメーカーに勤めていたのですが、
会社を辞めてしまいます。
その会社のすぐ近くにあった喫茶店「葦」のオーナーを手伝うことになり、
オーナーが結婚したのをきっかけに明さんが店の経営者に。
まり子さんはお客さんだったそうです。
どうやったらお店の人とお客さんがくっつくんですかね~(*゚▽゚*)
惹かれ合うものがあるんですかね。
メニューを見せてもらいます。
結構ガッツリ系が多い中で迷う飯尾さん。
お薦めされた手作りコロッケ定食に決定。定食の中で一番安いので。
そして"まり子の梅ジュース"が気になった飯尾さん。
お孫さんの目が見開いたのもあり、まり子の梅ジュースも注文。
個人的にLunch750円も気になりました。どんな内容だったんだろ。
梅ジュースが来るまで、スーザンさんにお話を聞きます。
旦那さんが日本人で、旦那さんから「喫茶 葦」を紹介されたそうです。
その縁で英会話教室もやるようになったんですね。
梅ジュースは「素晴らしい!キレイな色ですね」。
飲んでみると、「グッドテイスト。サマーテイスト。ウェルカムサマー。
おいしい。梅の香りと、梅特有の酸味と、甘すぎないで」。
凍らせた梅を氷砂糖と酢に漬け込んでいるそうです。
手作りコロッケ定食には味噌汁と3つの小鉢が付いてきます!∑o(*'o'*)o
あら~栄養満点!
コロッケにソースをかけていただきます。
「う~~~ん。うまい!おいしい。おいしいねえ。ナイスポテト!」
北海道産の男爵いもを潰して揚げています。薄めの衣なのもポイント。
2軒目は浅草橋駅西口を出てすぐの所にある「Smell」。
外観はシンプルで入りやすそうな雰囲気。
ペリカンのパンを使ったメニューがあるそうです。
ペリカンって有名なんですね(※浅草の老舗パン店)。
入店すると、「いい色合いの」「素晴らしい!」とテンションが高くなる飯尾さん。
茶色が基調の店内で落ち着きますね。
店主は栄子さん。
初代店主は栄子さんのご両親で、栄子さんは店を手伝っていたそうです。
当初は中央区で開業。後にこの場所に移転しました。
父の実さんは内定していた会社に就職せず、喫茶店を夫婦で開くことに。
写真を見ながらご両親について話を聞きます。
メニューは壁に貼られているもののみ。シンプルですね。
キーコーヒーのブレンドと、
よく出るというチーズオムレツトーストを注文。
先にチーズオムレツトーストの登場。
「チーズが溶けているうちにお召し上がりください」と言われ、
パンからとろけているチーズを伸ばす飯尾さん。
かぶりつきます。
「おいしい。きゅうりも入れてくれて。チーズたっぷりですねえ。
パンうまいですね」
こだわりのペリカンのパンを使っています。
チーズオムレツトーストは、栄子さんが考案。
売れ残ったパンをどうやっておいしく食べるか、
それで思いついたのだそうです☆
「いいですね。このトロリ感がねえ」
コーヒーカップは割れる消耗品だからと、
白いカップでの提供。
ほんと、シンプルです。
「おいしい。出かける前に飲みたいやつですね」
50~60年使い続けていたキーコーヒーの豆が廃番になり、
他の豆を全部飲んで、ペリカンのパンに合うアメリカンブレンドを厳選。
栄子さんにとって、前の豆よりも今の豆に上書き保存できたみたいです。
飯尾さんが進呈したコーヒーカップをすぐに食器棚の中に入れて飾る栄子さん。
「仕事が早い」