96年の邦画。ラブストーリー。
"ハル"と"ほし"は、パソコン通信の映画フォーラムで知り合い、
言葉を交わす。
一昔前だと、チャットですね。
ほしからハルへメールをし、メル友としてメール交換をする関係になる。
ほしは最初は男だと嘘を付いていたり、
ストーカーに遭っていることや、
忘れられない男性がいることをハルには隠していた。
ハルには付き合っている彼女がいたが、
別れたことをすぐ言わなかったり、
映画フォーラムで知り合ったローズと会っていることを
隠していた。
ハルとほしは、秘密もあれば、胸の内を話したり、
他愛無い話や日常のことを長期間メールし合っていた。
そのメールは2人にとってかけがえのないやり取りになっていった。
お互いの存在が気になるけど、すぐに会ったり恋仲になることはなくて。
ところがどっこい、ハルが出張でほしが住んでいる県の隣りの県に行くことになり、
新幹線越しに対面しようということに!!
画面にはメールの文章と、ハルやほしの私生活の模様が映し出されます。
こういう演出も当時は画期的だったんだろうなあ。
96年だから、まだ携帯も普及していないし、
パソコンでネットができる人が少ない時代。
電話や写真なしで、
文字でのやり取りで心を通わせるというのがいいですね。
私もセラさんとブログで知り合って結婚したし、
彼とも電話や写真なしでブログのコメントのやり取り→メールのやり取りを経て、
初めて逢った日に付き合うことになった。
っていうかネット上で知り合った人としか付き合った経験がない(*´・人・*)
もし私が深津さんだったらって、映画を観ていて何回も思いましたけどね。
深津さんになりたい(*^0^*)めちゃくちゃ綺麗で、可愛い(〃❛ᴗ❛〃)
観ている側は、ほしじゃなくてなんでローズの方と会っちゃうんだって
思いましたよね(・_・*)ゞ
誘惑されてまんまと会っちゃうなんて・・・( ´△`)アァ-
彼女と別れた頃だから、早く忘れたかったのか。
遊びたかったのか。
ローズが東京住みですぐ会えると思ったからなのか。
真面目なハルの下心を感じました。
恋人探しはもう1人の自分探し。自分に似ている人を恋人にしたい。
そうなのかな。
それにしてもトムヤムクンって最先端やな。
今や日本でもなじみがある料理だけど、この頃はなじみがなかったんだな。
時代的にイタ飯が流行っていたもんなあ。
主な出演者
・ほし(藤間美津江)...深津絵里。
・ハル(速見昇)...内野聖陽。
・ローズ...戸田菜穂。
・戸部正午...竹下宏太郎。
・山上博幸...宮沢和史。
・ハルの元カノ…山崎直子。
・スーパーの店長...潮哲也。
・ほしの父...平泉成。