2019年のフランス映画。
ジャンルはロマンティックコメディだそうです。
CSのムービープラスでの放送を録画して観たんですが、
ムービープラスって途中でCM入るんですね(汗)。
最新のテクノロジーを嫌い(私もそういうところある。ついていけない)、
妻に捨てられた売れないイラストレーターのヴィクトル。
息子のマクシムとマクシムの友人のアントワーヌから、
戻りたい時代を演じることができるサービスの案内をもらった。
ヴィクトルは1974年5月16日のリヨンに戻り、
運命の女性と再会したいと伝える。
アントワーヌはヴィクトルの本に救われたらしく、
ヴィクトルに恩返しがしたいのだった。
ヴィクトルの指定した時代の芝居が始まります。
監督のアントワーヌが指示を出したり、
役者が戸惑う姿が面白い。
ヴィクトルは運命の女性役のマルゴと芝居の中で過ごしているうちに、
本当に惹かれてしまうのでした。
アントワーヌが手掛けたお芝居が流れるので、
慣れないうちはややこしいです。
あと下品な発言やエッチなシーンがよく出てきます(/∀\*)
妻のマリアンヌとヴィクトルの友人のフランシス、
アントワーヌとマルゴの恋愛模様も描かれます。
アントワーヌはヴィクトルに笑顔になってほしいという気持ちもありながらも、
マルゴのことが好きなので、ヴィクトルに嫉妬します。
アントワーヌは仕事に私情を挟みすぎ\(゚ロ゚ )ナンデヤネン!
新感覚な映画でした。最初はとっつきにくかったけど、
ストーリーが進むうちに見入ってました。
ミュージカルちっくでもあるのかな。
ヴィクトルも私もそうだけど、過去の幸せな記憶の中で生きていたい
っていうのはある。
戻れないのはわかっている。
ただ、過去の幸せな記憶に気付かされることがあるのだ。
アントワーヌを演じたギヨーム・カネと、
マルゴを演じたドリヤ・ティリエは美形で、
役者としても魅力を感じました。