1998年の洋画。アメリカ制作。
ファンタジーなラブコメディ。
魔女の血筋のサリーとジリアン。
男性を引き寄せる魅力がある一族で、
他の女性達に嫉妬され、さらに魔法が呪いと化して
愛した男性に災いが訪れるようになった。
そんな歴史を先祖代々繰り返してきたため、
サリーとジリアンには両親がおらず、伯母二人に育てられた。
姉のサリーは「人間に恋をしない」と誓って生きてきたが、
伯母の魔法が効いたからか、
マイケルと結婚し女の子2人を授かった。
しかし、マイケルも不慮の死を遂げ、悲しみに暮れるサリー。
妹のジリアンはサリーよりも早く伯母の家を出て、
今は情熱的なジミーと暮らしていた。
ところが、ジミーに異変を感じ、しかも殴られたジリアンは
サリーに電話をかけ助けを求めます。
3人で一緒に車に乗ることになり、
身の危険を感じたサリーとジリアンは、
ジミーを眠らそうと薬草入りの酒を飲ませます。
でも、薬草の量が多かったらしく殺してしまったので、
蘇生の魔法を使って生き返らせようと試みるのですが・・・。
色使いが鮮やかで、一部サスペンス・ホラー要素もある映画。
正直コメディっていうほど笑えるシーンは少なく、
結構シリアスなシーンが多いですね。
テンポよく進みますが、ちょっと序盤はついていくのがやっとでした(;´▽`
血筋的に生きづらく、魔法を使うと愛した男性に災いが起きる
という悲しい運命を背負う魔女一族の話。
サリーの娘2人も将来的に悲しい思いをするのかと思うと
残酷だなあと。
サリーとジリアンは対照的ではあるが、お互いに必要とし合っているし、
助け合う姉妹。
姉妹愛が試されている内容だと感じました。
出演は、
サリー役がサンドラ・ブロック。色気があります。
ジリアン役がニコール・キッドマン。
名前はよく聞きますが、顔を見たのはこの映画が初めてです(*^▽^*)ゞ
フランシス伯母さん役がストッカード・チャニング。
ジェット伯母さん役が ダイアン・ウィースト。
ゲーリー役が エイダン・クイン。
ジミー役がゴラン・ヴィシュニック。