sakurajin ~自由気ままに想いのままに~

細々と栃木県で暮らしている人並みの平凡平穏な生活を愛するおじさんです。時に独断と偏見と差別を交えてアップしていきます。

デイサービスからさわ

2012年07月30日 | 仕事

今日は先日27日に参加したデイサービスからさわの様子をご紹介。


宇都宮市から1時間ほど場所に位置する阿蘇郡。

ここに以前からかかわりのあるデイサービスがあります。

その名も「デイサービスからさわ」。

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ボランティアで行っていた活動でしたが、やがて佐野市より依頼があって、

今でも高齢者スタッフによるデイサービスが行われています。


こんな歌も歌ったりして・・・

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「ボケない音頭」と「ボケます音頭」・・・。

どっちかと言うとsakurajinはボケます音頭の歌詞にぴったり。

アリセプト錠を服薬する日も近いのかも知れません。


そんなデイサービスの昼食は、

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職員用とはいえ、けっこうなボリューム。

笑顔で運ばれてくる食事を残す訳にはいきません。


では、冷汁なるものを初めて食します。いただきま~す。

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おおッ!きゅうりとゴマが利いていてけっこうおいしいです。


でも、ここで事件が勃発

となりで食べていた認知症の91歳のおばあちゃん、

「お兄ちゃん、喉につっかかるからきゅうりをよせとこれ」と。


一瞬、sakurajinは固まった。


おばあちゃん、すでにその冷汁に手を付けているのではないかい?

しかもにゃんにゃん噛んで、さらに咳き込んでましたよね?

冷汁がもともとあ~だから、それが食前なのか食後なのか分からない。

その後のタイミングで・・・sakurajinに食べろと?


それは真夏の高温の室内に、一瞬だけ冷たい風が吹き込んだようでした。


「ヒュウ~ッ」


さて、どうしたものか?

寄せておくためのお皿なんてないぞッ!


ここで覚悟を決めたsakurajin


「じゃあ、僕が食べてもいいですかね~?

満面の笑みとは裏腹に、頭はちょい真っ白状態・・・。

ファイトー、一発ッ」・・・そんな気合を心で叫ぶ!


一気にきゅうりを自分の皿に盛りました。

そして、心でムンクのような顔で悲鳴をあげながらズズズズズ~ッ


調子に乗ったおばあちゃん、

次は麵の半分以上おにぎりsakurajinに突き出したッ!

ワオッ!心はあのハッピーボーイのような身振り手振りに・・・。


うぬは認知症なんかではないな?ただの意地悪ばあさんだな?」

そんな事を考えてしまったsakurajin。心が狭いな~。


でも、その甲斐あってか分かりませんが、

終日そのおばあちゃんは笑顔でsakurajinとお話してくれました。

しかも同じ話を7回ぐらい・・・やっぱ痴呆症のようでした。

宇都宮へ帰る車内で、sakurajinの前で食事していた職員に尋ねました。

「あのおばあちゃん、食前だった?食後だった?」


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「ばっちり・・・食後でしたよぉ~


あのおばあちゃんの名前、忘れないッ!


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