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「食べる量を減らさず、内臓脂肪を減らす方法」が分かった!

2020-12-16 20:02:32 | 健康 生きがい

ニュース源を書き忘れましたが失礼してコピーしました

食べる量を減らさずに内臓脂肪を減らすダイエット法に詳しい管理栄養士の小島美和子さんらに話を聞いた。
おやつがやめられない人は栄養バランスを疑って
食事をしっかり食べるようになると、甘いものが欲しくなくなるケースが多い(c)blueskyimage-123rf
 「お菓子を食べたいからごはんは食べない」「お酒を飲む日はごはんを抜く」。こんなふうに、間食や飲酒をごはんと置き換えていないだろうか?
 「これらは、エネルギーだけなら交換できますが、栄養素的には全く交換できません。1日の摂取エネルギーの中で、食事以外の割合が増えるほど、栄養バランスは悪くなり、結果的に内臓脂肪が増えてしまいます。栄養バランスに悪影響を与えないお酒と間食の量は、両者合わせて総摂取エネルギーの1割までです」(小島さん)
 「甘いものがやめられない」という人は、栄養素やエネルギーが不足していることが多いと小島さん。栄養素やエネルギーが不足した状態だと、すぐにエネルギーになる糖を欲するようになるのだという。
 「こういう人には、『甘いものをやめましょう』ではなく、『3食きちんと食べましょう。太らないから心配しないで』とアドバイスします。実際に、食事をきちんと食べるようになると、甘いものが欲しくなくなるケースが多い」という。
 甘いものがやめられないときは体が正常な状態ではないと考えて、それらをがまんしようとするより、食事の量や内容を見直したほうがいいと小島さんは言う。
最優先はエネルギーの確保
 そもそも栄養バランスのいい食事とは何だろう。野菜をたくさん食べること? と思いがちだが、何から改善したらいいのだろうか。
 「栄養バランスを整える際の優先順位は、まず、エネルギーの確保です。エネルギーに変わるのは、たんぱく質、脂質、炭水化物(*1)の三大栄養素だけ。エネルギーがない状態で他の栄養素をとってもうまく機能しません。三大栄養素がバランスよくとれていると、ビタミン、ミネラルなどの微量栄養素が効果的に機能します」(小島さん)
 最近、やせるために糖質を制限している人が多いが、小島さんは、食事の総エネルギーのうち、60%を糖質でとることを勧めている。
*1 炭水化物=糖質+食物繊維(エネルギーになるのは糖質)
糖質をとるべき、これだけの理由
 「食事の糖質を減らし過ぎると、体は筋肉を削ってたんぱく質から糖をつくり出し、エネルギーにします。すると、筋肉が減って基礎代謝が落ち、太りやすい体になってしまいます。糖質制限で体重が減っても、減った中身は脂肪だけでなく筋肉が含まれているので、リバウンドしやすいのです」(小島さん)
 また、人は食事をとって血糖値が上がることで満腹感を得ているため、糖質をとらないと血糖値が上がらず、満腹感が得にくくなるという。それが過食を招く要因にもなると小島さんは指摘する。
らに、「糖質の摂取を減らすと、多くの場合、脂質の摂取割合が増えます。特にLDLコレステロール値を上げて動脈硬化を進める飽和脂肪酸が増える傾向があり、別のリスクを生み出してしまいます」(小島さん)
 ごはんを食べると太ると思い込んでいる人が多いが、主食を極端に制限することにはさらなるデメリットがあるという。
 「主食になる穀類には、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの微量栄養素が多く含まれるため、これらの不足が様々な体調不良につながることがあります。主食を減らして糖質を制限するのではなく、主食をとる際は食物繊維とセットでとることが大事です。食物繊維と一緒にとることで腹持ちがよく、血糖値の上昇が緩やかになり、内臓脂肪の合成も抑えられます。食物繊維は1日に男性は20g以上、女性は18g以上とることが目標ですが、全年代で不足しています」(小島さん)
 食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにする以外にも、便秘を改善したり体内のコレステロールを減らす働きがあるため、生活習慣病の予防・改善に欠かせない栄養素だ。
 三大栄養素をバランスよくとるために効率的なのが、ごはんをベースに主食、主菜、副菜をそろえることだと小島さん。
 「日本人はもともとごはんをベースに魚や野菜のおかずを食べていましたが、食の欧米化によりごはんの摂取が減り、肉や動物性油脂の摂取が増えました。こうした食事内容の変化が肥満やメタボ、生活習慣病を増やす原因になったといわれています」(小島さん)
主食、主菜、副菜をそろえる
    * 主食(ごはん、パン、麺類)
    * 主菜(肉、魚、卵、大豆製品などのおかず)
    * 副菜(野菜、きのこ、海藻、芋、豆などのおかず)
 「非常に基本的なことですが、3食ともに主食、主菜、副菜がそろった食事をしている人はとても少ないです」(小島さん)
 確かに、3食食べてはいても、「朝はパンとコーヒー」「昼はざるそば」という人もいるだろう。3皿そろえることを100%実現することは無理でも、ちょっとした心がけで栄養バランスをよくすることはできる。例えば、「パンとコーヒー」に卵とプチトマトをプラスしたり、「ざるそば」ではなく月見そばを選び、わかめをトッピングする。これくらいなら、料理をしない人や外食が多い人でも可能だろう。
食材選びを見直す
 主食、主菜、副菜をそろえることができたら、次は、食材の選び方を見直してみてと小島さん。
材には複数の栄養素が含まれているため、選び方によっては、目的とする栄養素以外の栄養素をとってしまう場合があります。例えば、肉にはたんぱく質が含まれていますが、脂質が多い部位もあります。例えば、牛バラ肉(カルビ)はエネルギーの8割が脂質。つまり、たんぱく質をとっているつもりで脂質をとっている場合があるのです」(小島さん)
 また、脂質は肉、魚、植物油、バターなどに含まれているが、脂質を構成している脂肪酸の種類は食品によって違う。「肉の脂に多い飽和脂肪酸は、とり過ぎると内臓脂肪の蓄積や動脈硬化を進行させます。一方、魚の油に多い不飽和脂肪酸・オメガ3のEPAやDHAは、血中脂質のバランスをよくして動脈硬化の予防に役立ちます」(小島さん)。つまり、脂質をとるなら肉の脂よりも魚の油を選んだほうがヘルシーというわけだ。
 「主食を選ぶなら、やはりごはんがお勧めです。パンやパスタ料理は、それ自体に油脂や塩分が含まれていて、組み合わせるおかずも脂質が多くなりがちで、食事全体として脂質が増えやすくなります」(小島さん)
 お勧めのごはんだが、白米に玄米や雑穀を加えると、食物繊維の量を増やすこともできる。「このように食材をトレードすると、食べる量を減らさなくても内臓脂肪を減らせます」(小島さん)
 ここまでが代謝のいい体をつくるためのステップ2(「食事の内容を見直す」)だ。ステップ2が実現できてはじめて、サプリメントなどで足りない栄養素を補うステップ3に進める。食事のバランスをよくしても気になる不調が改善されないときは、サプリメントを試してみるのもいいだろう。そのほうが、効果が出やすくなることを覚えておこう。
内臓脂肪になりにくい食事が分かった
 前回記事「『そんなに食べていないのにやせない』人が、まずやるべきこと」でも触れた通り、花王が内臓脂肪の蓄積と食習慣の関係を幅広く調査したところ、食べる量(摂取エネルギー)は同程度でも内臓脂肪が多い人と少ない人がいて、違うのは食事の「質」だということが分かった。
 内臓脂肪が少ない食事習慣の人が多くとっていたものは、豆類、野菜類、果実類、魚介類で、控えめにとっていたのは肉類、油脂類だった(図1)。穀類は両者に大きな違いはなく、内臓脂肪が少ない食事習慣の人は、多い人よりもわずかに少なくとっていただけだったという。
(a)食事習慣の「質」の得点が低いほうから高いほうまでをQ1からQ4の4つのグループ分け。(b)相関解析による推定 (※高瀬ら、第61回日本栄養改善学会学術総会〔横浜〕2P-109およびスポンサードシンポジウム) 
 「三大栄養素で見ると、内臓脂肪の少ない食事習慣の人は多い人に比べてたんぱく質の摂取が多く、また、脂質の摂取は少ないものの、オメガ3脂肪酸、中でもEPAやDHAを多くとっていることが分かりました。内臓脂肪の多少で炭水化物の摂取量は変わりませんでしたが、内臓脂肪が少ない食事習慣の人は食物繊維を多くとっていました」(花王基盤研究セクターの高瀬秀人さん)


「母は引き取れません、お金も出せません」老親を病院に棄てる人々の言い分

2020-12-16 16:53:55 | 日記

下記の記事はプレジデントオンラインからの借用(コピー)です

空前のヒット「鬼滅の刃」がコロナ第3波にあえぐ日本に示すもの
12月4日、大人気漫画『鬼滅の刃』の最終巻となる23巻が発売された。Amazonは予約注文だけで売り切れ、書店では多くのファンが列を作った。10月に公開された劇場版『「鬼滅の刃」無限列車編』は11月末までに興行収入が歴代2位となり、1位になるのも時間の問題だろう。映画配給を担う東宝の株価は高値を更新し、数多の企業でコラボ商品が続々と展開されヒットしていることから、「『鬼滅の刃』は日本経済の柱」と称される経済効果ももたらしている。
筆者が「鬼滅の刃」の鬼キャラを真似てつくった手袋
子供たちの人気もすさまじい。筆者が勤務する病院では注射の際に「全集中、水の呼吸!」という主人公の竈門炭治郎のセリフを医療関係者が囁くと泣き声がピタッと止まって針の痛みに耐える、という現象が目撃されている。これは他の病院でも起きている現象だ。
それを見聞きした筆者自身も、子どもに麻酔注射する際、前出の劇場版に登場した鬼のキャラクターを真似た手袋を作成して使用してみた。「ねんねんころり、ねんころり」というその鬼のセリフを囁くと、かえって大泣きされてしまった……。それなりにウケると踏んだが、完全な逆効果だった。
全面広告「人の想いこそが永遠であり不滅なんだよ」コピーの意味
最終巻の販売は、全国紙5社への異例の全面広告でも話題になった。発売日前日である12月3日の夕刊広告は、夜を思わせる一面黒の背景に「永遠というのは人の想いだ 人の想いこそが永遠であり 不滅なんだよ」との言葉を浮かび上がらせた。主人公が属する「鬼殺隊」の当主:産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)のせりふで、作品に込められた思いを表現したそうだ。
4日の朝刊では主要キャラクター15人の笑顔が大きく描かれている。各紙3人ずつ、5社にそれぞれ違うキャラクターが掲載されたため、多くのファンがコレクションのためにコンビニなど取扱店に殺到した。15人分をコンプリートした新聞束は、ネットオークションなどで高値取引されていた。
鬼滅の死生観「老いも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ」
映画のクライマックスでは、柱(鬼殺隊の最高剣士)である煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)は、鬼の猗窩座(あかざ)に致命傷を負わされる。その闘いの際、猗窩座に「鬼になろう」と誘われる。しかし、杏寿郎は「老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ死ぬからこそ、堪らなく愛おしく尊いのだ」と延命を拒絶し、観客の涙を誘った。
この映画は大正時代を主な舞台にしているせいか、若くして病死するキャラクターが多い。炭治郎の父も、杏寿郎の母も幼い子どもを残して病死する。最強剣士である継国縁壱(つぎくによりいち)の妻「うた」は、流行り病で家族を全て失って唯一人生き残っている。
約100年前、大正7~8年(1918~1919年)に流行したスペイン風邪は日本を含む世界全体で約1億人の死者を出したと言われる。国内でも「一村全滅」と報道されるような集団感染事例もあったので、近代医学前の感染症と人間の関係はこのようなものだったのだろう。
登場人物たちも身内の病死を悼みつつも運命と受け入れており、政府や他人を責めることはない。「人の命は有限で儚(はかな)い」ことが今よりもはるかに浸透していた時代だったのだ。
一方で、「鬼滅の刃」に登場する鬼のラスボスに相当するのが鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)である。平安時代に鬼となった後は、人間を喰い続けることで1000年以上も生き続けている。「生きることだけに固執している生命体」であり、自分が死なないためには手段を択ばず、部下や主治医や養母さえも惨殺してしまう。
日本社会が目を背けてきた終末期の問題がコロナで一気に露見した
11月中頃から各地で「コロナ感染者数が過去最多」報道が相次ぎ、コロナ「第3波」の到来が明確になった。同時に、「Go Toキャンペーン」の妥当性について政治関係者が騒がしい。「コロナ第3波」は世界の各地で発生しており、日本の「感染者15万人、死者2240人」という数値は、米国の「感染者1400万人、死者28万人」(いずれも12月4日時点)など諸外国に比べれば防疫にある程度成功しているようにも見えるが、政治家や行政関係者を非難する声は絶えない。
日本における第3波の特徴は、医療機関や介護施設における大規模クラスター(感染者の集団)の発生が目立つことである。死者の多くは高齢者であり、厚生労働省が発表した11月18日の集計結果だと「死亡例1857人中、80代以上が59%、70代が26%」と「死者の85%が70代以上」である。
「母を引き取れません、お金も出せません」親を病院に捨てる人々
また今回のコロナ第3波では、「医師看護師の集団辞職」や「ICU(集中治療室)を整備したのに看護師が確保できない」といった医療関係者のマンパワー不足の報道が目立つ。
看護師の退職理由としては「精神論だけでは限界」「医療関係者が差別される」などと報じられている。筆者もその指摘は間違いではないと思うが、それ以上に、結果的に看護師にしわ寄せがいってしまう背景には「日本社会が見て見ぬふりをしてきた高齢者終末期の医療問題のツケ」があるのではないか。
これはコロナに限った話ではない。
高齢者が感染症などで長期入院すると、たとえ治っても足腰が弱くなったり認知症が進行したりして要介護状態になる確率が高い。肺炎で救急車搬送された高齢患者について、駆け付けた家族に「できる限りの治療を」と言われれば、病院関係者は人工呼吸器や高額医薬品を投入して一生懸命治療するだろう。ところが、数週間後、肺炎そのものは軽快したので退院させようとすると……。
その息子や娘は親を助けてと哀願した顔と別なものに豹変しているということがある。
「ウチ狭いんで引き取れません」
「子どもの教育費で手一杯でお金(治療費)出せません」
「命は有限」理解しない人々に責められて疲れて果てた医療現場
信じられないことに病気が治った親の引き取りを拒否するといったケースが少なくないのだ。しかも、こんなふうにモンスタークレーマーのような物言いをすることもある。
「あんなに元気だった母が車椅子なんて……。これは医療ミスでは?」
「こんな結果なら治療してほしくなかったよ」
命を救った医療関係者の気持ちを無碍にするセリフを吐くだけでなく、その後は、電話に出なくなることも非常に多い。そういう事例が決して稀ではないのだ。
困り果てた病院関係者は、本来、そんな作業をする必要はないのだが、預かってくれる施設を探す羽目になる。しかしただでさえ介護施設は不足しており、元コロナ患者を受け入れてくれるところを探すなんて「砂場で砂金を探す」レベルだ。
12月頭に看護師の集団辞職が報道された大阪市内の病院は、ECMO(体外式膜型人工肺)が整備されているような最重症例を扱う高度医療機関ではなく、主に軽~中症例を扱っていた。ある県の感染症アドバイザーを務める医大教授は12月3日のNHKニュース内で「最終目標は亡くなる人をゼロにすることで、そのためにも感染者数を最小限にするんだと肝に命じてほしい」と人材不足の現場にあえて檄を飛ばしていた。
コロナ患者が死亡すると、こうした権威のある医者に叱られ、生きて退院させようとすると「元の(元気な)状態じゃない!」と家族にイヤミを言われ……現場の医療関係者は「人が老いることも命が有限であることもわかろうとしない」人々に責められて、すっかり疲れてしまったのだろうと推測している。
「出生数は急減し、自殺者は急増」命と国家財政は有限なのだ
コロナ禍や経済不況を受けて2020年5月以降の妊娠届出数が前年同時期に比べ約11%減少し、2021年のさらなる出生数減少が確実視されている。10月頃からは「自殺者の急増」「10月の自殺者数>コロナ死者総数」も指摘されている。
第3波到来によって年末年始のイベントは大幅縮小されるだろうし、「GoToキャンペーン」に希望をつないだ飲食店などの自営業者も冬には廃業を余儀なくされるケースが多いと予測される。今のところ、出生数回復や自殺者減を期待できる状況ではない。
「人間の命は尊い」ことに何の異論もない。だが、その一方、筆者は「高齢者の命は最大でも現役世代と等価」だという私見を持っている。どんなに病床数を確保しても、また人工呼吸器・ECMOを十分に配置したとしても、完全に老いや死を回避することはできない。それは政府や医療関係者を責め立てても、同じだ。
人の命は有限であり、国家財政も有限である。現役世代の経済苦による自死や、数万人レベルの出生減を容認してまで、高齢者の延命に社会的リソースを注ぐべきなのか……。日本社会が長年放置してきた宿題をコロナは明確に付きつけている。
コロナ禍の今こそエンディングノートの普及をすべき
今、高齢者向けの医療・介護施設では、入所者にエンディングノートやライフデザインノートの作成を勧めることがある。いずれ訪れる死が回避できない以上、判断力が保たれているうちに自分の希望を文章化して残してもらうのである。いろんな専用ノートが安価に市販されているし、市町村のホームページなどから無料ダウンロードすることもできる。
大阪府が病床数確保や看護師確保に励むことは間違いではない。ただ、「コロナの有無にかかわらず、人間が老いて死ぬ」のも事実である。医療関係者のひとりとして筆者は、コロナを契機に多くの方に、自分や家族の老いを直視し人生の終末期について考えてもらうといいのではないかと思っている。
もしくは、「鬼滅の刃」の柱のひとり、煉獄杏寿郎が「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ」と言って命を落としたように、死に対する自分なりの哲学や覚悟を持ってもらうといいのではないか。
「後に伝えたい想い」についても記してもらえるよう、地道に啓蒙することも、今後しばらくは終息しそうもないコロナの対策のひとつとなるに違いない。


「秋篠宮さま」と「眞子さま」との間で起こっていた「激しい言い争い」の中身

2020-12-16 14:41:38 | 日記

下記の記事はヤフーニュースからの借用(コピー)です パソコンにトラブルがあり初期化したために遅くなりました。

秋篠宮さまは11月30日の誕生日会見(事前収録)で、眞子さまと小室圭さんの結婚を認められると同時に、ご本人たちからの「経緯説明」も求められた。結果、小室さんは何らかの説明を準備しているという。そんな最中、秋篠宮さまと眞子さまは激しく言い争われる場面があったという。その中身についてリポートする。 【秘蔵写真】「秋篠宮さま」の背中にギュッとしがみつく「眞子さま」  ***
 11月8日、立皇嗣の礼が終わったすぐ後の13日、世間を驚かせたのは、眞子さまによる小室圭さんとの「結婚宣言」だった。 《私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》  と切実につづられた「お気持ち」が発表される少し前に、秋篠宮さまは初めてそれに目を通されたという。 「秋篠宮さまは、かねて会見などで触れられていた“国民が納得できる説明”が半ばスルーされ、結婚への想いばかりが先走っているとお感じになられたようで、その点を眞子さまに質されたと聞いています」  と、宮内庁関係者。そこから徐々に言い争いに発展して行ったようで、 「これに対して眞子さまは、小室さん側が説明の重要性は認識されており、しかるべきタイミングでそのように行動するだろうというようなことをお話になったと言います。しかし、秋篠宮さま自身、なかなか納得がいかなかったご様子で、宮内庁のホームページで見ることができるご家族の動画撮影の間も、その“納得のいかない”状態が続いていたようです」
当初の原稿にはなかった
近々、説明を行う予定の小室圭さん
 別の宮内庁関係者によると、 「結局、眞子さまは秋篠宮さまに対して、憲法に規定されている結婚についての条文をお示しになって、理解を求められたと聞いています」  どうやら国民の気持ち、祝意を重視し寄り添いたいとする秋篠宮さまに対して、法律や人権をベースにした正論で眞子さまが対抗、という構図があったのではないか、というのだ。  舞台が皇室であるから大変だが、昔ながらのホームドラマでもありそうな言い争いではある。  この場合、論理でいくと後者が強い。  実際に誕生日会見で秋篠宮さまは、こう述べられている。 《それは結婚することを認めるということです。これは憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります。本人たちが本当にそういう気持ちであれば,親としてはそれを尊重するべきものだというふうに考えています》  その後の関連質問でも、 《これ(=結婚)はやはり両性の合意のみに基づくということがある以上、そうでないというふうには私はやはりできないです》  と、繰り返す形でお答えになっている。 「当初の原稿に、“憲法にも……”の部分はありませんでしたから、その事実を知っている面々は違和感を覚えたはずです。憲法云々は自明のことであり、敢えてお話になる必要はないはず。それでも触れることにされたのは、これは斟酌する他ありませんけれど、国民への説明がないまま眞子さまが結婚に進まれているように映り、その姿を案じられている心の表れなのかなと……」(同)
一方、官邸でも「結婚宣言」は当然注目されていた。官邸関係者はこう明かす。 「現・上皇陛下の退位問題などにずっと携わってきた杉田(和博)官房副長官も、“説明なき結婚宣言”にナーバスな反応をしていた1人。それで、12月10日の宮内庁長官の定例会見で、“説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要だ”と異例の言及をさせたわけです。西村泰彦宮内庁長官は警察庁の出身で、杉田さんの意向で現在のポストに就いた経緯がありますから、“意のまま”ですね」  そして、小室さんの代理人弁護士はスポニチの取材を通じ、「(宮内庁)長官のお話を受けてでの対応ではなく、先月30日の誕生日に先立って行われた会見で秋篠宮さまが“見える形になることが重要”とお話しされたこと、また、母佳代さんの金銭トラブルの相手が週刊誌で話したことなどを受けて、対応する方針に決めていた」とし、何らかの発信をするために「本人と詰めている」状況であると説明している。 「“駆け落ち婚”などとも言われたりしましたが、今後の小室さん側による説明がどれくらい受け入れられるのか。“結婚に際して税金が投入されること”をタブー視する声が実際にどれほどあるのかはわかりませんけれど、それを払しょくするのはそう簡単ではないように感じられます」(前出・別の宮内庁関係者) 週刊新潮WEB取材班 2020年12月14日 掲載

https://news.yahoo.co.jp/articles/e582954610722b363b70951043d9a7949d5cb4ba?page=1

「皇族」存亡の危機 宮家議論が整備されない中でのご結婚で

秋篠宮さまのお誕生日会見では、ついに長女・眞子さまと小室圭さんとの婚姻を受け入れるとご発言。この会見を静岡福祉大名誉教授で日本近現代史が専門の小田部雄次氏はどう見たか。 【秘蔵写真】秋篠宮さまのお膝に座る、眞子さま、佳子さまがかわいすぎる!
 会見の中で、秋篠宮さまは憲法の〈両性の合意のみに基いて〉という一文を引用して“ご結婚を認める”と述べられました。  確かに今の皇室にとって憲法遵守の姿勢を示すことは大切でしょう。憲法に規定されていると言われてしまえば、納得する国民も多いでしょう。  ただ、このご説明はあくまで建前論に過ぎないと思います。皇族の基本的人権には大幅な制限がかかっており、職業選択の自由も居住移転の自由もありません。女子が皇室に入る場合のように、婚姻の自由も民間人と同程度に認められているものではないので、憲法を盾にして結婚を押し通すのはおかしいのです。  加えて、眞子さまにとって不幸だったと思うのが、皇位継承をめぐる議論に巻き込まれてしまったことだと思います。国として皇室の制度設計をしっかりと見直していなかったのは政治の不作為。眞子さまのご結婚前にしっかり議論しておけば、皇室会議を開き事前に縁談の適否も説明できたでしょう。そうした審査機関がなかったせいで、小室さんとの問題もここまで拗(こじ)れてしまった。  本来なら愛子さま、眞子さま、佳子さま、悠仁さま、それぞれで宮家を作り皇位継承者を確保する道もあった。ところが、眞子さまが出ていかれることが明らかになり、佳子さま、愛子さまも嫁がれれば、皇室には悠仁さまお一人しか残らない。  4宮家ができていれば十全のディフェンスラインが築けていたのに、それが次第に崩れていくのを目のあたりにしている状況です。  今後も男系で皇位が続くのであれば何も文句をいうつもりはありませんが、男の子を産むべしという暗黙の至上命令がある上に、何かあれば世間からのバッシングも高まる。  そんな大変なお仕事だと分かった上で、将来の皇后として手を挙げてくれる女性が果たして見つかるか。そして、その方が悠仁さまと相思相愛になれるのか。もはや神風が吹くのを願うほかない「崖っぷち」なのです。 静岡福祉大名誉教授 小田部雄次(日本近現代史) 「週刊新潮」2020年12月10日号 掲載