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肩こり、うつ、不眠… コロナ時代に「疲れをためない」暮らし方

2021-01-17 15:30:00 | 日記

下記は日経グッディからの借用(コピー)です  記事はテキストに変換していますから画像は出ません

座りっぱなしの生活は命にかかわる
コロナ禍の中、「たいして動いてないのに疲れる」「眠れない」「うつっぽい」ということはないだろうか。
 新型コロナウイルスの大流行でテレワークを導入している企業も多い。ホワイトカラーのデスクワークはもともとパソコン作業が中心だったが、かつては顔を合わせてやっていた会議や商談もオンラインで行われることが珍しくなくなった。一歩も家を出ない日も少なくない、などという人もいるかもしれない。
 座りっぱなしで動かないことを英語で「セデンタリー」というが、2019年に比べれば多くのビジネスパーソンはセデンタリーの時間が増えているだろう。最近の研究から、これが極めて健康に悪いことが明らかになっている。
 例えば8つの研究から3万6000人以上のデータを解析したところ、セデンタリーの時間が長いほど死亡リスクが上がり、最も長い人たちのリスクは最も短い人たちの2.63倍もあった(BMJ. 2019;366:l4570)。がんのリスクも高くなる。米国で約8000人の中高年をセデンタリーの時間で3グループ(長・中・短)に分けて調べると、セデンタリーが長いグループのがんによる死亡リスクは短いグループより52%高かった(JAMA Oncol. 2020;6(8):1210-7)。座りっぱなしの生活は命にかかわる危険があるのだ。
 「テレワークをしている人は、意識して座りっぱなしを避けなくてはいけません」と、精神科医で早稲田大学スポーツ科学学術院准教授の西多昌規さんは注意する。
 「仕事に集中していると長時間座りっぱなしになりがちです。1時間に1回は席を立つことを意識したほうがいい。近所のコンビニに行くだけでもいいので、1日1回は外に出ましょう。それだけで運動不足の解消というわけにはいきませんが、セデンタリーの防止と日光を浴びる効果があります」(西多さん)
 日光を浴びるとビタミンDが作られる。ビタミンDは骨を強くし、免疫力を高める作用がある。実際、不足している人がビタミンDを摂取すると、急性気道感染症の発症リスクが減ったという報告もある(BMJ. 2017;356:i6583)。現在、新型コロナウイルスに対する効果を調べる研究もいくつか行われているという。
酷使される目を休めよう
 動かないことに加え、テレワークで働いているとオンとオフを分けにくくなっていることも大きな問題だ。
 「オンとオフの境がなくなって、延々と仕事をしている状態になりやすい。その結果、肩がこる、目が疲れる、眠れない、動いていないのに疲れる、などさまざまな不調が起こるようになります」(西多さん)
 家では大きなモニターなどを置く空間的余裕がなく、ノートパソコンで仕事をしている人も多いだろう。だが、ノートパソコンはどうしても前かがみの姿勢になるので、長時間作業していると肩こりや頭痛を起こしやすい。これが不調をもたらす大きな原因の一つだ。「長時間ノートパソコンを使う人は、パソコンを置く台を使ったほうがいい。専用のスタンドもいろいろ出ています」と西多さんはアドバイスする。
ノートパソコンをそのまま机の上に置くと姿勢が前かがみになりがち。専用のスタンドなど何らかの台を設置すると正しい姿勢で作業ができる。原画=PIXTA
 長時間のパソコン作業では目を酷使することにもなる。特に移動時間や、会議や来客での離席の機会がないテレワークでは、オフィスにいるとき以上に目を休めることが難しい。西多さんは「1時間に1回、2~3分目を閉じることを心がけてほしい」と話す。
 ちなみに米国眼科学会では、眼精疲労の予防のため、パソコン作業をするときに「20-20-20の法則」を推奨しているという。「20分ごとに20秒間、20フィート(約6m)先を見る」というものだ。20分ごとに作業を中断するのは難しそうだが、目を休める時間も短いのでうまくリズムをつかめば案外やりやすいかもしれない。
 「机の上に観葉植物や猫の写真など、目に入ると気持ちがなごむものを置いておくと、パソコンの画面から目を離すきっかけになりやすいうえ、ストレスをやわらげてくれます。室内に緑があると、リラックスして仕事の集中力が高まるという報告もあります」(西多さん)
「完全な休日」が難しければ半日だけでも
 オンとオフを分けにくくなったことには、スマホの普及も大きかった。スマホがなかった古き良き時代には、休日に仕事の連絡が来ることも少なく、仕事を忘れて気分を切り替えることも比較的簡単だった。ところがスマホを持つようになると、どこにいてもオフィスのパソコンに送られたメールを見ることができる。休日にもメールが入るため、なかなか仕事を忘れることができない。
 そこに来て今のようにテレワークが増えると、平日と休日、1日の中のオンとオフを分けることはいよいよ難しくなってくる。
 「今の時代、スマホを捨てるわけにはいきませんが、目と頭を休めるために必要以上にスマホを見ない工夫は必要でしょう」(西多さん)
「夜10時以降はスマホを見ない」などと決めて電源を切るのも一策。写真はイメージ=(C)rawpixel-123RF
 例えば、夜の10時を過ぎたらスマホの電源を切るのはどうだろう。人と話すときは機内モードにする、といったことでもいいだろう。西多さんは「ポケットに入れておくとすぐに取り出してしまうので、なるべくカバンに入れている」と言う。あまりスマホに縛られないように、自分なりのルールを考えてみてほしい。
 休日も完全に仕事を忘れるのは難しい時代だが、西多さんは「休日を分割する」方法を薦める。
 「例えば日曜日を午前と午後に分けて、午前中は仕事をする代わり、午後は休日と割り切って自分の好きなことを楽しむのです。テレワークの平日もエンドレスで仕事をしないように、仕事は何時まで、と決めてしまうのもいいと思います」(西多さん)
 仕事の時間が終わったらスマホを見ない、というのも良い方法だ。よく言われるように、寝る前にスマホを見ると感情が刺激されて目がさえてしまいやすい。実際、寝る前にスマホを見ると睡眠の質が悪くなることも確認されている。
人と顔を合わせることが大切
 わざわざ集まらなくても、オンラインで会議をすることが普通になってきた。自宅にいながら会議ができるし、参加者たちの顔が見えて声も聞ける。便利で良い面も多いが、一方で「オンライン会議は疲れる」と感じる人もいるようだ。
 「オンラインでの会話が疲れやすいのには、画像と音声に微妙なズレがある、人の顔の大きさや明るさがまちまち、対面でなら自然に入ってくる情報が届かない、終わるとすぐに退出するので雑談ができない、などいろいろな理由が考えられます。そのように感じている人が多いせいか、一時はやったオンライン飲み会もだんだん減ってきているように感じます」(西多さん)
 一方で、こもりがちな生活の中、精神的な疲れを緩和するためにもできるだけ大切にしたいと西多さんが強調するのは、家族以外の人と話すこと。「できれば直接会って話すことが重要」だと言う。
 なぜ、家族以外の人と直接会って話すことが大事なのか。オンラインでの会話は上記のような理由で疲れやすいうえ、用件だけで切り上げなければならない雰囲気もあり、気軽な雑談や悩みの相談などをしにくい面もある。それと違って、人と直接会って話すときは、ささいなことやデリケートなことも比較的話しやすい。また、家族以外の人との会話では適度な緊張があるうえ、直接顔を合わせての会話では入ってくる情報がより多く、相手の表情や声のトーンから微妙な感情を読み取りながら対応するなど、無意識のうちに脳の様々な部分が活性化されやすいからだ。
テレワークが普及して以来、不眠を訴える人も増えているという。エネルギーの消費量が少ない、生活時間が不規則になりがち、といった理由も考えられるが、「人と会わないことも大きいのではないか」と西多さんは指摘する。
 人は自分が経験したことや感じたことを誰かに話し、共感を得ることで、その思いを自分の中で「消化」していく面がある。しかし、それができないまま夜を迎えると、布団に入ってから、あれこれ考えてしまうことになる。「そうしたことを防ぐためにも、昼間はできるだけ人と話をして、自分の思いや考えを聞いてもらうことが大切です」(西多さん)
 特に、もともと人とのおしゃべりが好きな人で、一人暮らしをしている人にとっては、気軽に人と会って話すことが難しい今のような時期は、注意が必要だ。「思いを吐き出したり、共感を得たりする機会が減ることで、自己肯定感をなくし、『自分はいる価値がない人間だ』などと考えるようになる人もいます」(西多さん)
感染対策をしたうえで、友人と散歩などをするのもいい。
 新型コロナウイルスの感染者が増加傾向にある中、同居している家族以外の人と直接会う機会を作るのは難しいのが現実だろうが、心が疲れていると感じたら、直接会えないまでも電話で誰かと話してみる、あるいは、十分な感染対策をしたうえで、友人や知人と散歩や買い物をする、といったことをやってみてはどうだろうか。
運動すると疲れが取れる?
 仕事以外のことに没頭する時間を持ったり、体を動かしたりすることも、疲れを緩和するのに有効だ。
 「仕事のストレスを解消するためにも、休みの日には何でもいいので“長く続けていける楽しみ”を持ってください。インドアな趣味よりも、できればアウトドアのほうがいい。一番いいのは運動です。私も週1回、10kmのジョギングをすることにしています」(西多さん)
 仕事で疲れているのに運動なんかしたらますます疲れそうに思う人もいるかもしれないが、医学的には運動によって疲れが取れることが分かっている。
 最近の研究から、心身に負担をかけると体内にFF(Fatigue Factor=疲労因子)というたんぱく質が増え、これが脳にシグナルを送ることで疲労を感じることが分かってきた。一方、FR(Fatigue Recovery Factor=疲労回復因子)という疲労で傷ついた細胞を修復するたんぱく質もあり、FFが増えるとFRも増えるようになっている。最初にFFが増えて疲労を感じ、やがてFRが増えて疲労回復が進むわけだ。西多さんは「FFがある程度ないとFRは活性化しません」と話す。
 運動をすると体内でFFとFRが産生される。フルマラソンのような激しい運動をすると疲労因子FFの働きが強くなりすぎるが、ジョギングやウォーキングといった、軽く息が上がる程度の「適度な運動」をすると疲労回復因子FRの働きのほうが強くなる。「休みの日に体を動かすと、不思議と疲れが取れてすがすがしい気分になる」ということを感じている人は多いだろうが、それは決して気のせいではないわけだ。
 コロナ禍によって、私たちはかつてないライフスタイルの変化を強いられている。この変化は一時的なものではなく、かなり長く続くことになるかもしれない。コロナ時代に心身の健康を保ちながら暮らしていくには、今までにない工夫が必要だ。
【コロナ時代に「疲れをためない」暮らし方のポイント】

座りっぱなしを回避する
1時間に1回は席を立ち、1日に1回は外に出る

前かがみにならない
長時間ノートパソコンを使う人は、パソコンを置く台を使う

目を酷使しない
1時間に1回、2~3分目を閉じる

仕事やスマホから完全に離れる時間をつくる
「休日の午後は仕事をしない」「夜10時を過ぎたらスマホを見ない」などルールを作る

人と直接話す時間をなるべく確保する
自分の思いや考えを人に話すだけでストレスはかなり減らせる。眠れないときや疲れを感じるときは、十分な感染対策をとったうえで少人数で短時間だけ人と話すのも一策

適度な運動をする
適度な運動をすると疲労回復因子FRの働きが強くなることが分かっている
西多昌規(にしだ まさき)さん
精神科医 早稲田大学スポーツ科学学術院准教授


なぜ女子大生が「卵子冷凍保存」に走るのか、Z世代の驚くべき価値観

2021-01-17 13:30:00 | 日記

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現役女子大生が
卵子を冷凍保存!?
「2カ月前、卵子を冷凍保存して来ちゃいました」
 当時21歳の女子大生・アヤノ(仮名)は、笑顔でそう話した。3年前、都内のある大学の学食で、彼女を含む学生4人と忌憚(きたん)なく話していたときである。
 なぜ女子大生が、卵子を冷凍保存? しかも彼女は、以前から彼氏さえいないと公言していたはずでは?……筆者は目を丸くした。
 アヤノは竹を割ったような性格で、見た目も物言いも、元AKB48の指原莉乃さんにそっくり。それまでも「恋愛にまったく興味がない」と言い切り、「同年代の男子が、アホっぽい。話を合わせるだけで、時間の無駄って思っちゃう」と冷笑していた。
 その彼女がなぜ?……だが私の驚きをよそに、周りにいた他の女子3人は、まったく不思議がらずに「えっ? どこのクリニック?」と身を乗り出した。それどころか、「さすが!」「やっぱ動きが早いね」など、一様にリスペクトの姿勢を見せたのだ。
アヤノいわく、「だって冷凍保存するなら、若いうちのほうがいいんでしょ」とのこと。「あとになって、不妊治療とかで(治療することになって)後悔したくないんです」
 この時点では、失礼ながら「極端な子だな」としか思わなかった。口には出さなかったが、「“あの番組”に影響されたのかもしれないな」とも感じた。
Z世代の女性たちが
卵子冷凍保存を急ぐ
牛窪 恵著『若者たちのニューノーマル―Z世代、コロナ禍を生きる』(日経プレミアシリーズ)
 あの番組とは、NHK総合の「クローズアップ現代+」。アヤノの告白を聞く少し前(16年秋)、番組では「若いときの卵子を取っておきたい」として、卵子を冷凍保存するOLらに密着。現代の働く女性が、いかに「未来に備えたい」と希望しているかを、生々しく報じていたのだ。
 半年後。都内の別の大学に出向くと、サリナ(当時20歳・仮名)が「牛窪さん、見ました?」と駆け寄ってきた。
 聞くと、あるビジネスサイトが若い女性たちに「将来のために卵子を冷凍保存しておきたいか?」と尋ねた調査結果が、公表されているという。
 衝撃的だった。調査では20~34歳の独身女性のうち、約6割が「冷凍保存しておきたい」と答えていたのだ(17年東洋経済オンライン『「卵子凍結」を考える女性の知られざる実情』)。
 となると、アヤノは「極端な子」ではないのかもしれない……。そんな「予感」を抱えたまま、筆者はコロナ禍でZ世代の取材に入った。
 すると、出るわ出るわ、10代後半~20代半ばの女性たちが、「(保存が)早いほうがいいなら、いまから手を付けたい」「やれる限りのことは、全部やっちゃいたい」など、口々に声を上げたのだ。
 取材した中には、冒頭のアヤノと同じく、既に冷凍保存を済ませた女子大生・ユウカ(20歳・仮名)もいた。彼女が訪ねた某クリニックは、条件をクリアすれば「未婚女性」でも卵子凍結が可能だという。
費用は30万円、
推奨されていないのになぜ?
 費用は、初めの採卵と解凍するまでの卵子凍結費用を合わせて、およそ30万円。
 大学生、それもコロナ禍でアルバイトもままならないユウカにとって、大きな負担であるはず。だが彼女は、「将来、不妊治療を受けるよりずっと安い」と断言した。
 確かにそうだろう。妊活経験者(10年以内)に聞いたある調査で、人工授精や体外受精・顕微授精のいずれかを経験した女性の支払い費用は、平均約134万円(17年「妊活ボイス」)。
 将来への「保険」と考えれば、30万円は必ずしも高くない。
 一方で、“意識高い系”のユウカは知っていた。
 15年、日本産科婦人科学会の専門委員会が、健康な女性の卵子の冷凍保存を「推奨しない」との見解を提示したことを。また、冷凍した卵子で妊娠できる確率なども明確には示されていないことを……。
「でも、そうは言っても」とユウカ。
「いざ不妊ってなったとき、誰かが助けてくれるんですか? お金だけの問題じゃない。私、就職したらたぶん仕事にばっか集中して、結婚どころじゃなくなると思うんです。
 でも子どもだけは絶対に欲しい。だから今から、できるだけのことをしておきたい。それが、悪いことなんでしょうか?」
 今、できるだけのことをしておきたい……Z世代への取材では、この言葉を幾度となく耳にした。消費も仕事も、そして結婚・出産も、彼らは極めて現実的である。
Z世代は「数的データ」に
関心が向きやすい
 特に20代女性は、ここ数年、「不妊」や「妊活」「産みそびれ」といった言葉に敏感だ。
 勉強や結婚は、「リカレント(学び直し)」や「アラフォー婚、アラフィフ婚」など、年齢が上になってからでもリベンジできる。でも哀しいかな、出産にだけは一定の「期限」がある。だからこそ、早めに手を打てるところは打っておきたい……。
 さらにZ世代は「SNS世代」。日々膨大な情報に囲まれて育ってきたため、情報処理の過程で、漠然としたテキスト情報はスルー、一方で視覚化された動画やパッと見てすぐ分かる数的データにこそ、関心が向きやすい。
「35歳を過ぎると、妊娠確率が20代の2分の1程度まで低下する(可能性がある)」といった具体的なデータは、彼女たちにとって、極めて“重い”のだ。
背後には、大学教育の影響もあるだろう。
 13年ごろから、複数の大学が「妊活」をテーマにした講座を開くようになった。主にキャリア教育の一環で、仕事と結婚・出産をセットとして捉え、「いつ産む」から逆算して、早めに賢く人生設計してもらおうとの狙いがある。
 このころから、女子大はもちろん、共学である慶應大のゼミや東大の学園祭でも「妊活講座」が行われ、男子学生も参加するようになった。
 今やその流れが全国に波及し、男性も学生時代から「将来、働くママ(妻)をサポートするのが、自分の務め」だと考えている。10代のころから、既に「イクメン・家事メン予備軍」としての自分を、イメージしているのだ。
専業主婦は
「どうせ叶わぬ夢」
 働き方も変わった。バブル崩壊後の90年代後半、専業主婦世帯と共働き世帯の割合が逆転(厚生労働省「厚生労働白書」)。いまや夫婦全体の約7割が、共働きだ。
 複数の社会学者らは、「あと10年で、共働きの割合は8~9割にまで伸びる可能性がある」と指摘する。つまりZ世代のうち、専業主婦で居続けられる女性は、1~2割しかいないということだ。
「大変だね? イマドキの女子って、本当は専業主婦になりたいんでしょ?」と揶揄(やゆ)する人もいるだろう。たしかに、20~60代の有職女性に「本当は専業主婦になりたいか」と聞いたある調査でも、「非常に(やや)そう思う」の回答は、20代で最も多く、53%と半数を超えた(19年ソニー生命保険「女性の活躍に関する意識調査2019」)。
 とはいえ、Z世代の女性は賢い。大半が「自分が働かないと、おそらく家計が厳しい」と気づいている。「なりたい」と答える半面、専業主婦は「どうせ叶わぬ夢」。「ユーチューバーになりたい」と同じぐらい、低確率だろうなと分かっているのだ。
 何しろ、普段から数的データにこだわる世代。同世代男性の年収ベースがいかに低いか、共働き家庭の生活費が月額いくらぐらいかなど、学生時代から認識している女性は、大勢いる。嫌でも“痛い”現実に、さらされてきたのだ。
「二刀流」が当たり前
超現実的なZ世代の女性たち
 例えば、数年前の調査ですでに、ラブホテルでも割り勘な「ラブホ割り勘女子」が、若い女性(22~34歳)の4割以上に上っている(15年マイナビウーマン『ラブホ代の割り勘には「賛成」or「反対」?』)。
 彼女たちは言う。「男子も、お金なくてかわいそうだし」「男女平等の時代なんだから、私だけが奢ってもらっちゃ悪いのかなって」。
 そう、ラブホのような恋愛市場においても、極めて現実的な彼女たち。
 そんなZ世代だからこそ、学生時代から「私も将来、『仕事』と『結婚・出産(育児)』を同時並行でこなすんだろうな」とイメージ。同世代の米大リーグ・大谷翔平選手さながらに、「二刀流」として生きる未来の自分を、ぼんやり思い描いているのだ。
 彼女たちは、もともと超現実的で、合理主義だ。
 未来に向けたマイルストーンの多くは、まだ漠然としているが、可視化できるタスクは「早め早めに前倒しで済ませたい」と考えやすい。20歳そこそこで卵子の冷凍保存に走るのも、「出産のタイムリミット=35~40歳前後」だと、彼女たちの中で、既に可視化されているからだろう。
賢いZ世代と
どう向き合うべきなのか
 賢いZ世代を「扱いづらい」「ロマンがない」と嘆く大人たちも多い。
 だが、ぼんやりとでも将来に思いを馳せ、「後悔したくない」と準備する世代だからこそ、仕事でも自発的に先々の業務を考えてもらうことで、成長に繋がるのではと感じる。
 筆者も、企業で新入社員研修などを行う機会も多いが、そんなときには「あなたは何年目に、どんな自分でありたいですか」と、「未来予想図」を描かせることが多い。
 このとき、業務だけでなく結婚・出産(育児)といった部分も(コンプライアンスに触れない範囲で)書き込んでもらうのがポイント。なぜなら、「二刀流」をベースに人生を設計するZ世代の働き方は、プライベートとも深く結びついているからだ。
 未来予想図によって、彼女たちが何を仕事や生活の「目標」と考えているか、逆にどこに漠然とした不安がありそうかが、俯瞰(ふかん)的に見えてくる。会社にとってはもちろん、彼女たち自身もまた、ぼんやりとした不安の正体をある程度、見える化できるのだ。
 もちろん仕事や人生は、計画通りにはいかない。ただ、漠然とした不安が強いZ世代だからこそ、可視化できたタスクは「後悔しないよう、早めに手を打とう」と考え、自発的に行動に移しやすい。
 ぜひ彼らの賢さや、極端に「前のめり」な行動力を、いい意味で生かしてほしい。


眞子さまが準備した本当の書き出しは「今年、入籍します」 幻の第一稿とは?

2021-01-17 11:00:00 | 日記

下記の記事はAERAdotからの借用(コピー)です

その文書の書き出しには、内親王のすべての思いが込められていた。

<今年12月をもって、入籍します>

 関係者によれば、今年の年明け間もない時期、秋篠宮家の長女、眞子さま(29)は、こんな内容の文書を準備していたという。まさに、小室圭さん(29)との「結婚宣言書」ともいえる内容だった。

 宮内庁は11月13日、眞子さまと小室さんとの結婚について、眞子さまが記した2人の現在の「お気持ち」を公表した。結婚は自分たちにとって<必要な選択>と、強い意志を示しつつも、今後の予定については<今の時点で具体的なものをお知らせすることは難しい状況です>とした。

 今回の文書は、公表されず幻となった冒頭の「結婚宣言書」を、やや穏当な内容に書き換えたものとみられる。

 眞子さまが年初に準備した文書で入籍の時期を「今年12月」と明記したのは、宮内庁が結婚について「2020年に延期する」と発表したことが念頭にあったのだろう。本誌が5月1日号で報じたように、ほどなくして宮内庁の重鎮たちが個別に、眞子さまに呼び出されるという異例の動きがあった。

 眞子さまの口から出たのは、「小室さんとの結婚をどう思うか」という機微な相談ごとであった。重鎮らの反応はさまざまだった。おおむね賛成の者もいれば、「よくお考えになっていただきたい」と強い反対を唱える重鎮もいた。眞子さまは、終始思いつめたような表情であった──。

 このとき、眞子さまには時間がなかった。父の秋篠宮さまが前年11月の誕生日会見で、結婚の延期を発表してから翌年2月で丸2年が経つので、「何らかのことは発表する必要があると思っています」と、話したからだ。宮内庁が延期を発表したのは2年前の2月6日。秋篠宮さまが示唆した「期限」は目前に迫っていた。

 眞子さまの険しい雰囲気を見かねたのか、重鎮のひとりは、次のような内容を伝えた。

「公表の期限を区切れば、そのたびに騒ぎになります。触れなくともよいのではないでしょうか」


1月から2月にかけて、秋篠宮ご夫妻ともわずかながら話し合いの機会を持つことができたようだ。

「当面、お気持ちの公表はしない、ということで落ち着いたのではないか」(宮内庁関係者)

 報道各社が注目するなか、2月6日は沈黙のまま過ぎた。翌7日、秋篠宮家を補佐する宮内庁の加地隆治皇嗣職大夫は、「(発表の時期は)なんとも申し上げられない」としながらも、「(いずれ)何らかの発表があるのだろうとは思っている」と含みを残した。

 緊迫した周囲の空気が少し和らいだこのころ、眞子さまは重鎮に対し2度目の呼び出しをしている。

 お気持ち公表の重圧が消えたこともあるのか、険しい表情は消えてどこか吹っ切れたような雰囲気であったという。

 それから約9カ月、眞子さまは沈黙を守り続けたが、随所で小室さんへの変わらぬ思いをにじませていた。今年1月の「歌会始の儀」では、こんな和歌を詠んだ。

<望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな>

 婚約内定に伴う会見で、小室さんは「月を見つけますと、うれしくなり、宮さまにお電話をおかけしています」と眞子さまへの思いを語っていた。秋には、眞子さまの勤務先の東大総合研究博物館の研究者のコラム欄に、意味深な文章を寄せていた。

<それはまるで時計の針が再び動き出したかのような感覚で──>(9月10日付)

 そして11月13日、まさに止まったままであった時計の針が2年9カ月ぶりに動きだした。立皇嗣の礼が終わり、秋篠宮さまの誕生日を半月後に控えた絶妙なタイミングで、眞子さまは「お気持ち」を公表したのだ。

 周囲の助言があったのかはわからない。ただ、当初の直截すぎる文言は削られた。それでも、A41枚程度の文章は相当に強い表現を含む。

<私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です>

 まるで、「病める時も、健やかなる時も──」と、牧師を前にした「結婚の誓い」のようだ。

<両親の理解を得たうえで、改めて私たちの気持ちをお伝えいたしたく>など、秋篠宮ご夫妻や両陛下と上皇ご夫妻に触れたくだりがあることから、「結婚への許しを得た」という見方もあるが、宮内庁OBの山下晋司さんは否定的だ。

「秋篠宮同妃両殿下は、あくまで『お気持ちの公表』に同意されたということでしょう。結婚への同意は別の話であり、混同すべきではありません」

 一方で、大半のひとは、こう受け止めたのではないだろうか。

「秋篠宮両殿下が反対しても私たちは結婚するという、強い意思表示だと感じました」(別の宮内庁OB)

 気になるのは、小室さん親子が抱える400万円を超える金銭トラブルが、解決にはほど遠い状況にあることだ。

<様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております>

 眞子さまも、「お気持ち」の中でこう簡潔に触れたのみだ。小室さんサイドは、金銭問題は解決済みとの姿勢を崩さず、解決に向けた新たな進展はない。

「むろん小室さんからも、弁護士からも新たな説明も連絡も一切ありません。貸したお金は返してもらいたいという意思は変わりません」(元婚約者の代理人を務める男性)

 眞子さまと小室さんが結婚への思いを貫くならば、トラブルを「なかったこと」にはしてほしくない。

(本誌・永井貴子)


薬多いのはホウレンソウ、トマト、レタス…子供は有機を&ぐっすり眠りたいなら朝食にバナナ、ヨーグルト、納豆を

2021-01-17 08:30:00 | 日記

下記の記事は日刊ゲンダイデジタルからの借用(コピー)です

残留農薬が少ない野菜があれば、逆に農薬が多い野菜もある。では、どんな農作物に多いのだろうか。

 アメリカにNPO「環境ワーキンググループ」という著名な非営利の環境保護団体がある。自ら研究所や研究員を抱える巨大な組織である。2020年に最も「汚染された農作物ワースト12」を発表したが、この中から野菜だけをリストアップすると次のようになる。

 ①ホウレンソウ、②ケール、③トマト、④セロリ、⑤ジャガイモ

 レタスやキュウリなども要注意作物としてリストアップする団体もある。
 果物については改めて述べるが、気になるのはケールである。健康食品として私たちもよく口にするが、アメリカから粉末で輸入されているものもあるから要注意だ。
 このリスト、実は日本の実情とよく似ているのである。日本が、残留基準値をアメリカに合わせたせいかもしれない。

農水省の「定量限界0・01㎎/㎏」を超える農作物では、

 ナス、ネギ、ホウレンソウ、ミズナ(17年度)、コマツナ、ピーマン、シュンギク、ニラ(18年度)

 などがある。東京都の調査では、

 キュウリ、トマト、ホウレンソウ、ニラ、レタス

 などから農薬が検出されている。これを、前回のように、自治体が認めた農薬の使用回数や、国が定めた残留基準値を比較するとわかりやすいかもしれない。
 例えばある自治体で、年間農薬使用回数が50回を超える野菜は、キュウリ、トマト、ナスなどがある。また、30回を超える野菜はニラ、シソ、パセリ、パプリカだ。農水省や東京都の調査と重なっている野菜が少なくない。
また、ネオニコの一種であるジノテフランの残留基準値を比較すると、レタス、シュンギク、ホウレンソウ、ネギなどが異常に高い。比較的多い0・5ppmのアスパラガスを1とすれば、レタスから順に50倍、40倍、30倍、30倍も高い。20倍だとニラ、チンゲンサイ、コマツナなどがある。

 もっともこれらの数値は、内閣府の食品安全委員会が、食べても安全だと定めた基準値である。しかし、だからといって「安全」とはいえないのだ。すでに述べたように、残留基準値は急性毒性や発がん性を避けることはできても、発達神経毒性などは安全とされている残留基準値以下でも影響が出ることが分かってきたからだ。最近は野菜たっぷりの鍋料理がはやっているそうだが、子供と一緒なら、できるだけ、残留農薬の多い野菜を別の野菜に替えるか、有機野菜にするのが無難だろう。


ぐっすり眠りたいなら朝食にバナナ、ヨーグルト、納豆を

長期の休み明けで起こりがちなことのひとつが、「眠りの質が悪くなる」。休み中、夜更かししたり昼近くまで寝ていたりすると、睡眠相が後ろにずれ、夜はなかなか眠れず、朝はなかなか起きられない……となってしまう。

 対策として重要なのは、朝決まった時間に起きて太陽の光を存分に浴びること。朝昼夜と規則正しい時間に食事を取ること。日中は、可能であれば外を歩き、体を動かすこと。夜はカフェインの入った飲み物は控え、スマホやパソコンを極力見ないようにすること。夜のアルコールは寝つきを良くするものの、中途覚醒を招いて眠りの質を下げるので、ほどほどに。
 食事面では、トリプトファンという必須アミノ酸の一種を意識して取るといい。魚類、肉類、卵、大豆製品、乳製品などに含まれ、体内で精神安定ホルモンのセロトニンに変わり、さらにメラトニンという睡眠ホルモンに変わって睡眠を促す。ちなみに、朝食を抜くと、起床後約15時間で分泌の高まるメラトニンの産生が乱れ、睡眠の質が下がる可能性がある。
 成人が1日で摂取すべきトリプトファンの量は、体重1キログラム当たり4ミリグラム(WHOの必須アミノ酸推奨摂取量参照)。朝に取ると最も効果的といわれている。バナナ、ヨーグルト、牛乳、卵、チーズ、納豆などに、トリプトファンは比較的多い。いずれも朝食のメニューにぴったりだ。