台北で針治療～ビール禁止！

今回の台湾出張は、台北で人気のピザ屋さんを調査することでした。

ピザの報告はまた近いうちにさせていただきます


そのピザ屋さんがオープンするのは１１時からということで、

「どこかそれまで行きたいところがありますか？」

と聞かれましたが、２時間弱しかないので故宮博物館でもないし・・・・と、考えていたら

「針でも行きますか？」

といわれて私は大喜び！

針治療といっても、健康保険が使えるちゃんとしたお医者様です。

海外の観光客というのでパスポートを見せてから待合室へと入っていくと、もうすでにたくさんの人

が待っていました。

紹介者の方の顔・・・で、でしょうか・・・・順番をあまり待たずに診察室に入りましたが、先生はTシャツ姿で

にっこり優しい笑顔。

まず、両手を出して脈を診ます。

「う～ん、あなたはぜんぜん休んでないですね。もっと休まないといけません」（勿論通訳後）

『えっ・・・・ばれた？』（私の心の声）

「病気ではないですが、肝臓が弱ってますね」

『そうなんです・・・最近、少しのお酒でも二日酔い状態になることがあるんです・・・』

「それから、鼻と目にアレルギーがあります」

『ぎゃ・・・・何でわかるの？』


そんなこんなのやり取りのあと、舌を診ていざ針へ。

肩こりや腰痛も、肩や腰に針を打つのではなく両手と両足に針を打って、そのまま一時間。

しかし・・・針を打たれたままじっと横たわっている一時間の長いこと

でも、終わったあとは疲れもなんとなく取れて、肩も腰も軽やかに


すっかり虜になった私は、勿論翌日も連れて行っていただき、そして漢方薬まで作っていただき持ち帰りました。

一日分のお薬が台湾で１５０元・・・・日本円で約４５０円近く。

お財布には、台湾元に両替した３０００元が入っていたので２０日分は大丈夫だと思ったら

針の治療費が７００元かかるのを忘れていました

両替に行きます・・・・というと、なんと先生が

「針の治療費はいらないから薬を持って帰りなさい」

と、いってくださいました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

針に連れて行ってくださった方と仲良しだから良いよ・・・・と、寛大なお言葉。

「その代わり、必ず忘れずに一日３回飲んでください」

とまで言っていただき感動！



でも・・・・最後に言われた言葉

「ビールは飲んではいけません・・・」


これからの季節、暖かいお鍋につめたいビールがおいしい季節になりますが・・・

しばし・・・頑張ってみます。


でも、人間ってどうして「駄目」って言われると、飲みたくなるんでしょうねぇ～～




何はともあれ・・・・できれば一週間くらい台湾へ針治療に行きたいと思う・・・私です。


　　　　　謝謝！