企業さんから人材サーチのお引き合いを頂いた際は、出来るだけそのご要望に沿った人材を探す努力をします。
なので、そのご要望に該当する候補者さんを見つけたときは結構嬉しくなるものです。その上、候補者さんの「応募の意思」を確認できたとすると、もっと嬉しくなります(笑)。その「企業さんのご要望に沿った人材を見つけることが出来た!」とう安堵感は、ご提案、面接のお引き合い、そして面接という段階を経ていく中で、「オファーがでる!」という大きな期待感に、瞬く間に変わっていきます(笑)。
ところが、です。面接後即効で受話器を取り「如何でしか?」と企業のご担当者にお聞きした際、これまた即効で「ダメ」というお返事が返ってくる時があります。先日担当したケースは正にこんな感じでした。こちらは結構な時間を割いて人を探し、ご提案し、そして面接のアレンジをしたのですから、もっと時間を掛けて検討して下さい、わずか10分程度の面接で即効結論を出されるのは「どんな理由(わけ)からでしょうか?」と、思わずお聞きしたくなるのは人情というものでしょう(笑)。
お断りはお断りでしょうがないので、せめてそのダメだった「理由」を仰って頂けたら候補者さんも私もある意味納得して、そして救われるのです。たまに、オーナー系経営者の方で、「俺はあのようなタイプは嫌いだ」とはっきり仰ってくれる方がおりますが(笑)、これはこれで「理由」なので、あり難く受け取ります。ですが、困ってしまうのは、「理由」を一切仰ってくれない場合です。良くある、そして簡単なお断りの言葉としては、「残念ながら適材と判断できなかった」というのがありますが、先日のケースはこの言葉すらなかったので、候補者さんとしては、「じゃあなんで自分を面接したのだ!」となりますよねぇ。
いやー、分かりません(苦笑)。「お断りの理由」は出来ればお聞きしたいものです。お聞きできれば、自分の探し方のどこが悪かったかも分かりますし、サーチの精度が上がるので、企業さんにとっても良いことだと思うのですがー。そう言えば地元の候補者さんで、「佐藤さん、ダメだったらダメで良いので、その理由を遠慮なく、はっきり言って下さい。そうしてもらえると、自分のどこを直さなければならないのかも分かるし、とても良い勉強になりますから。」と言ってくれた方が先日おりました。おお!見上げたお心だ!と感心しながら面接結果をお待ちしていると、「残念!」という結果がでてしまいました。それでその旨、「理由」と共にその方にお伝えすると、「私はそんなんじゃないっ!」といきなり反論されました。「素直さに欠けると思われる」、と言うのが「理由」だったのですが(笑)。
クリック、今日も有り難うございます!
いろいろな人が居ますよねーホント(笑)。「Trust me! Trust me!」という人ほど信用できなかったり(笑)。
まるでお笑いネタのようなオチじゃないですか(笑)